【写真1】のように空き缶2個の上に板をのせて、その上にメトロノーム2個をのせます。このとき、2つのメトロノームのおもりの位置はそろえておきます。
2つのメトロノームの振り子をゆらします。しばらく時間が経つと振り子の向きがそろいます。【動画1】
ワイヤーハンガーを長めにして2個のメトロノームをのせて、振り子をゆらします。【写真2】
基本編と同じで、時間が経つと振り子が同じ向きにそろいます。【動画2】
ワイヤーハンガーを短くして2個のメトロノームをのせて、振り子をゆらします。【写真4】
今度は逆向きに振り子がそろいました。【動画3】
3個のせるとどうなるでしょうか?
3個が同じ向きにそろいました。【動画4】
8個のメトロノームをのせてみましょう。【写真5】
振り子をゆらした後は何も手をつけていないのに、自動的に全てのメトロノームの振り子の向きがそろいました。
【動画5】
このように2つ以上のもののリズムがそろうことを同期と言います。最後の実験において、メトロノームの一つ一つは異なる向きにゆれているけれど、ゆれる台の上において互いに影響を及ぼしあうようにすると、全体のリズムがそろいます。これは心臓の細胞の働きによく似ています。心筋細胞の一つ一つは異なるタイミングでピクピク動いていても、結合することにより一つの大きなリズムとなり血液を全身に送ることが可能となります。
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