2016年11月7日
工学部に進学したきっかけは、漠然とモノ作りをしたいと考えたからです。もともと実験が好きで化学科に進もうと思っていましたが、オープンキャンパスや学部学科を調べる過程で工学部にも化学を学べる学科があることを知りました。化学を活かしてモノ作りをできるなんて素敵だなと思い、工学部応用化学科に進学することを決めました。
応用化学科では、有機化学、無機化学といった化学全般に加えて、材料や化学プロセスなど工学部ならではの学問も学びます。2年生からは毎週行われる実験が始まります。染料や高分子を合成する実験など、いろいろな実験をします。実験はやって終わりではなく、レポートを作成しなければなりません。自分の実験結果を分析して、なぜそのような結果になったのかを根拠を示しながら説明していきます。自分の頭で考えたり、図書館に行って本で調べたりしながら書き上げます。実験やレポート作成を通して、たくさんの実験器具の扱い方を習得でき、考察する力、調べものをする力が鍛えられました!
4年生になると、研究室に配属され卒業研究に取り組みます。実験とその結果の考察に加えて、研究に必要な論文(ほとんどが英語)を読むなど、研究漬けの毎日です。難しくてつらいこともありますが、いつかこの研究が実用化されるかも!と思うと研究に携われる喜びを感じますし、頑張れます。
各研究室でどのような研究をしているかは、学科のホームページで紹介されているのでぜひ調べてみてください!やってみたいことが見つかるヒントになると思います。
工学部は忙しい学部ですが、自由に使える時間もあります。大学生の今しかできないことをしよう!と思い、1週間かけて電車で北海道を旅したりしました。アルバイトもしています。大学生として勉強をおろそかにしてはなりませんが、上手く時間を使って、いろいろなことに挑戦することをお勧めします!
最後に、工学部での生活は楽ではないです。でも、楽しいのです。きっと、学びたいことができて、一緒に頑張る仲間がいて、充実しているからだと思います。そして、身につけた知識と技術とガッツは私の財産ですし、工学部に来てよかったと思っています。
大学での4年間はどう過ごすかで充実度が変わってきます。自分がやってみたいこと、勉強してみたいことができる学部を選ぶことが大切です。もしその選択が工学部なら、大歓迎です!一緒に工学部でのリケジョ生活を楽しみましょう☆
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