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生レポート!現役学生の声

ワクワクする未来を創造したい

2020年10月30日
神戸大学 工学部
S.K.

 こんにちは!私は神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻に在籍しています。もともと私は自動運転やAIロボットなどが登場するSF映画に憧れがあり、ウェアラブル・ユビキタスコンピューティングが学べる研究室に所属しました。ウェアラブル・ユビキタスコンピューティングとは超小型のコンピュータを常時身に着けたり、周囲のモノに埋め込むことで情報の確認や処理を行うことです。例えばHMD(Head Mounted Display)と呼ばれる頭部に装着する小型ディスプレイを用いることで実空間にオブジェクトを出現させ、様々な情報を提示できます。道行く人々がHMDを装着することが日常の光景となり、ドラゴンボールにでてくるスカウターのように相手の戦闘力を計測できるようになる日も近いかもしれません。とても近未来的でワクワクしませんか!?

 私の研究室では、ただ研究を行うだけではなく、学んだことを活かして地域の方々と交流できる場がいくつかあります。そのひとつが「イルミネこうべ」プロジェクトです。「イルミネこうべ」プロジェクトとは、神戸ルミナリエ存続の願いに答えるべく始まった募金箱製作プロジェクトです。研究室で学んだ人の動作を検出するセンシング技術や、検出した動作をもとにLEDなどの機器を制御する技術などを駆使して、ただ募金が集まるだけではなく、“募金した方に楽しさを受け取ってもらうことで感謝の気持ちを伝えよう”というコンセプトで毎年新しい募金箱を製作しています。アイデアを考えるところから、デバイス製作、プログラミング、そして当日の募金活動などを通じて様々なことを学べました。製作中は来場者が驚いている姿を想像しながら試行錯誤したり、募金活動当日には多くの方から喜びの声を頂き、既存のモノに電気電子の技術を加えることで新しい体験を生み出すことができ、とてもやりがいを感じました。

 電気電子は未来の私たちの生活を支えるために必要不可欠な技術です。神戸大学では充実した研究環境や学んだことを活かして様々なことに挑戦できる場があります。あなたがワクワクする未来を、自身の手で創ってみませんか?

※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

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