トップページ > おもしろ科学実験室(工学のふしぎな世界) > クリアファイル万華鏡

おもしろ科学実験室(工学のふしぎな世界)

クリアファイル万華鏡

2024年12月27日
香川大学 創造工学部
石原 秀則

鏡を使わず、身近にあるクリアファイルなどのプラスティックシートを使った万華鏡を作ってみましょう。

準備するもの

材料

  • プラスティックシート(10cm×9cm)
  • 厚紙(10cm×15cm、4cm×15cm、5cm×5cm)
  • ビニルテープ(できれば黒)
  • ラップ
  • 輪ゴム
  • セロハンテープ

道具

  • ハサミ
  • 押しピン
  • 油性マーカー

作り方

  1. プラスティックシートを、折りまげるか、切り貼りして、三角の筒にします。3cm毎に折りまげ、1辺3cmの三角形で長さ10cmの筒にします。(図①-1) 三角の筒の周りに、ビニルテープを隙間ができないように、巻きつけます。(図①-2)

    図①-1図①-1
    図①-2図①-2
    隙間ができないように巻きつけていきます。隙間ができないように巻きつけていきます。
    巻きつけるとき、強く引っ張ると、三角形が崩れますので、
    引っ張りすぎないように注意していください。
  2. 10cm×15cmの厚紙を、丸めて筒にします。
    ①で作ったプラスティックの三角の筒が、中に収まる大きさにします。

  3. 4cm×15cmの厚紙を、丸めて筒にします。
    ②で作った筒の外側で、回るようにゆとりを持った大きさにします。

  4. ③で作った筒の大きさに合うように、5cm×5cmの厚紙から円盤を切り出します。
    写し取るときは、筒が動かないように、しっかり押さえながらなぞっていきます。

    ③の筒を当てながら、写し取ります。③の筒を当てながら、写し取ります。
    写し取った線より大きくなるように切り取ります。 写し取った線より大きくなるように切り取ります。
  5. ④で切り出した円盤に、穴を開けます。穴開けには、押しピンなどを使ってください。
    注意:押しピンを使うときは、ケガをしないように注意してください。

    穴を開けるときは、ビニルテープを台にします。穴を開けるときは、ビニルテープを台にします。
  6. ⑤の円盤を③の筒の上に取り付けます。

    穴の上にテープがきても、良いので、しっかりとセロハンテープで固定してください。穴の上にテープがきても、良いので、しっかりとセロハンテープで固定してください。
  7. ⑥で作った穴を開けた板を覆うようにラップを取り付けます。
    ラップは輪ゴムで止めます。

    ラップにしわが寄らないように注意してください。ラップにしわが寄らないように
    注意してください。
    ラップは輪ゴムで止めます。ラップは輪ゴムで止めます。
  8. ラップの上に、油性マーカーで色を付けていきます。

    隙間ができないように巻きつけていきます。色は、何色使ってもかまいません。穴のないところは、色が見えないので、塗る必要はありません。
  9. ②の筒に、⑧で色を付けたパーツを取り付けて完成です。
    明るい方向を向けて、のぞいてみよう。のぞきながら、色を付けたパーツを回してみると、どうなるかな?

注意

太陽の方を絶対に見ないでね

工夫してみよう

  • ラップは簡単に交換できるので、ラップを変えて、違う色を試してみよう。
  • ラップ交換ではなく、③の筒をたくさん作って、それぞれ、違う色のラップを付ければ、違いを楽しむことができるよ。
  • プラスティックシートで作った鏡の筒を、ミラーシートなどに変えると、さらにきれいに見えるよ。

ちょこっとお勉強

(1)光の反射

鏡の他にも、光を反射させるものは、いろいろあります。

右の図は水面に反射するときの、光の動きを説明した図です。空気中から水中に光が入るときなど、密度が変化するとき、その境目で、光は、反射する光と屈折しながら進む光に分かれます。

そのほかにも、夜に明るい部屋から、窓越しに外を見ると、窓ガラスに姿が映りますよね。今回の工作では、この原理を利用した鏡を使用しています。

(2)色の重ね合わせ

色を混ぜると違う色になることは、知っているよね。

色は、光の色と絵の具の色は違うので、その違いを理解しておこう。

最も大きな違いは、絵の具は、色を混ぜていくと最終的には黒になるのに対して、光の場合は、色を重ねると白(透明)になります。太陽の光には、色がないように見えるのに、虹や夕焼けなど、空に色が現れるのは、透明に見える太陽の光にいろいろな色の光が含まれているからです。

光の三原色(RGB)光の三原色(RGB)
絵の具の三原色(CMYK)絵の具の三原色(CMYK)
  • ※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

関連記事

2025-02-13

生レポート!現役学生の声

食べられる蜃気楼

北見工業大学工学部

2025-08-29

なんでも探検隊

光でぐるぐる回る!身近な分子がつくる“光スイッチ液晶”の秘密

宇都宮大学工学部

2017-01-27

なんでも探検隊

環境にやさしい水上新交通システムの実現を目指して

東京海洋大学海洋工学部

2019-09-13

おもしろ科学実験室(工学のふしぎな世界)

偏光万華鏡を作ってみよう

大分大学理工学部

2025-09-12

環境への取り組み

見えないものを見る!化学センサーが見守る環境

鹿児島大学工学部

2022-02-10

おもしろ科学実験室(工学のふしぎな世界)

虹を作ろう

北見工業大学工学部

香川大学
創造工学部

  • 造形・メディアデザインコース
  • 建築・都市環境コース
  • 防災・危機管理コース
  • 情報コース
  • 人工知能・通信ネットワークコース
  • 機械システムコース
  • 材料物質科学コース

学校記事一覧

おもしろ科学実験室(工学のふしぎな世界)
バックナンバー

このサイトは、国立大学56工学系学部長会議が運営しています。
(>>会員用ページ)
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。
これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。