今回は、再生可能エネルギーの一つ、太陽光発電に着目して実験をおこないます。太陽電池に光をあてて生じた電気を測ったり、太陽電池でLEDを光らせたり、モーターを回したり、紙も使っておもちゃを工作したりすることを通じて、エネルギーへの理解を深めましょう。
1Wソーラーパネル 電子部品販売店やネット通販で手に入ります。
他の太陽電池でも出力が1W, 電圧が5V程度のものなら大丈夫です。
リード線がないものを買った場合は、自分でリード線を半田付けします。
リード線の先にコネクタがついている場合は、外します。
最大出力:0.935W 開放電圧:5.5v 短絡電流:170mA
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-04J7
コネクタはカッターナイフで外しました。
φ5着色赤色LED 電子部品販売店やネット通販で手に入ります。 他の色でも良いですが、必要電圧が1-3V程度のものにしてください。 5V用のLEDは、今回使用した5.5Vの太陽電池では光りません。
順電圧:1.8~2.4V 輝度:25~50mcd
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-4FE3
模型販売店や電子部品販売店、ネット通販で手に入ります。
太陽電池用でなくても良いですが、数十mA程度の電流で回るものを選んで下さい。
ソーラーモーター03
http://www.tamiya.com/japan/products/76011/index.html
今回使用したものは廃盤ですが、同様の製品が電子部品販売店で2000円前後でも売っています。ネット通販でも手に入ります。
mAの電流を測れるものにしてください。
電球(LED電球)の光をあてながらデジタルマルチメータ(テスター)で太陽電池の電流とを測定しよう。
電球と太陽電池の距離も物差しで測って、測定できたら、距離を変えながら記録してグラフにまとめてみよう。
ヒント1:光はまっすぐ進む。
ヒント2:LED電球の光はほぼ均一に、距離が離れるほど、広がっていく。
ヒント3:太陽電池の電流の大きさは、照らした光の強さにほぼ比例する。
ヒント4:四角錘の高さと底面の面積の関係は?
ヒント:地上では、太陽の光はどう進むだろうか?
ヒント:どの角度が一番多く、太陽光があたるだろうか?
太陽電池を2つ用意して、2つの太陽電池をつないで電流と電圧を測ってみよう。
ヒント:2つの乾電池をつなぐ、2種類のつなぎ方と同じ!
LEDを直接太陽電池のリード線につないで、電球(LED電球)の光や、太陽光をあてると、LEDが光ります。
LEDの足にはプラスとマイナスがあります。長い方の足を、プラス(赤いリード線)につなぎましょう。
画用紙でプロペラを作って、ソーラーモーターの回転軸にセロハンテープで貼り付けます。太陽光や電球の強い光を太陽電池にあてるとプロペラが回ります。LED電球の場合は、太陽電池にかなり近づけないと回りません。
設計図を描いて、画用紙とモーター、LEDをどう使うか考えてから作ろう!
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