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なんでも探検隊

空き家を改修した大学生シェアハウスに向けた計画と合板家具デザインの開発

2022年2月4日
島根大学 総合理工学部
建築デザイン学科 建築計画研究室

 少子高齢化・人口減少・核家族化・地方都市の衰退といった社会的背景から、全国的に空き家が増加しています。「空き家改修・活用」とよく言いますが、空き家の活用で最大の課題となるのは、「耐震性の確保」と共に「誰が使用するのか」という、明確なユーザー探しの部分です。

 研究室では、島根県出雲市内にある空き家を大学生4名のシェアハウスに改修活用するプロジェクトに協力しています。2020年度は片付け、活用アイデアを明確にするためのワークシップの実施、改修計画図づくりを支援しました。2021年度は改修作業のお手伝いと共に、各居室に備え付ける家具を合板を使ったオリジナルデザインで実際に制作を行っています。

 今回の改修で建物の内装改修と家具制作の両方に用いた合板は、内部が杉、表裏がヒノキのいずれも国産材を使用し、島根県内の合板メーカーが生産した材料を使用しています。入居する女子学生4名にとって、軽やかな印象で、ぶつかっても痛くなく、木の香りにつつまれた空間を作り上げることができると思います。このシェアハウスは、運営にも特色があり、地域の方々が出資金を出し合ってコミュニティカンパニーを作り、管理運営や学生たちのサポートを行うことになっています。

 研究室では、教育施設などの公共施設づくりに役立てるためのやや難しい学術的な研究も行っていますが、上記のような空き家の改修・活用や診療空間の内装デザインといった、地域の元気を少しずつでも取り戻せるような、関わった方々が笑顔になれるような、そうした実践的なプロジェクトにも取り組んでいます。

※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

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