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環境への取り組み

 

エコキャップ運動への取り組み ~捨てるより 集めて救う エコキャップ~

 
東海地区 2009年10月01日
東海地区
名古屋工業大学 工学部

●エコキャップ運動と名古屋工業大学のリサイクル技術

エコキャップ運動は、ペットボトルのキャップを分別・回収することにより、再資源化を促進し、焼却処分による二酸化炭素の発生を抑えます。回収したキャップはエコキャップ推進協会がリサイクルメーカーに売却し、利益をワクチン寄付団体へ寄付します。ワクチンはワクチン接種率の低い発展途上国に送られています。キャップ800個毎にポリオワクチン1本になり、一人の子どもの命が救えます。また、キャップ400個をリサイクルすることで、3150gの二酸化炭素の削減にもつながっています。

名古屋工業大学では、学内にキャップ専用の回収ボックスを設置し、学生ボランティアがキャップを回収します。キャップはエコキャップ推進協会を通してリサイクルメーカーに売却され、企業と共同研究により開発したリサイクルボードに加工されます。そのリサイクルボードを用いて、学生が様々なキャンパスファニチャー(道具)に加工したりします。

世界でも珍しい装置で、水の中の原子を調べると、目に見えない水と栄養の流れが予想できるようになります。

●エコキャップ運動の展開

名古屋工業大学は、『ひとづくり』『ものづくり』『未来づくり』を大学の理念として、教育、研究および社会貢献に取り組んでいます。

ひとづくり(環境意識の向上)
エコキャップ運動を推進します。ワクチン寄付により、環境意識を育みます。
ものづくり(産学共同研究の成果)
リサイクルボードを使用したベンチやテーブル等を作成し、大学内に設置します。
未来づくり(持続可能な活動)
再資源化の促進による循環型社会を作ります。
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