私は夏休みにオーストラリア、ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)へ語学研修に行きました。短期間ですがオーストラリアで暮らして、現地の方々と英語で会話して感じたことあります。当たり前のことかもしれませんが、言語はその地域・人々の文化や性格を表すものであるということです。
語学研修中に私は何度かRMITの学生さんにご飯をご馳走してもらうことがありました。最終日に夕食やカラオケに行き、そこでもおごってもらいました。「ありがとう。お金を出してもらって、申し訳ない。」といいたかったのですが、「申し訳ない」という気持ちを英語でどのように表現すればいいのかわかりませんでした。「Thank you. But I feel guilty.」と言ったら「Why?」と聞かれてしまい困りました。この言い方では伝わってないのか、あるいはあまり良い表現ではないのかと考えました。「申し訳ない」という気持ちを伝えるのではなく、「お礼をしたい」という気持ちを伝えようと、私はとりあえず「Thank you. When you come to Japan, I’ll treat you.」と伝えました。あとからその子から聞いたのですが、オーストラリアの人々は、友人同士でおごったりおごられたりということに対して、日本人のような「申し訳ない」という感情はそれほど抱かないそうです。そのようなことを言うとよそよそしく感じられてしまうこともあるそうです。
実際に英語を使って暮らし、英語圏の文化にふれ、英語学校やRMITの学生さんと会話していく中で、私の中で中学校、高校とただの暗記科目だった英語が一種のコミュニケーションツールに進化したと感じました。海外で学べたことは語学以外にも沢山あり、私の中で、海外でもっと勉強したいと思う気持ちが強くなりました。
私の次の目標はロシア留学です。語学だけではなく文化や技術も学び、将来、自分の専攻分野(航空宇宙工学)の開発・研究に役立てたいです。学生のうちにしかできないこと、したいことにどんどん挑戦していきたいです。
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