作る楽しみは動く実感 |
突然ですが、皆さんは料理を作ったことがありますか?
私もしばしば料理を作るのですが、材料を選び、手順を考え、そして自分の手で完成させた料理は、他の誰かに作ってもらった料理よりもずっと美味しく感じられます。皆さんも、きっと一度はこのような経験をしているのではないでしょうか。
私は、ものを作るということには共通する楽しみがあり、それは出来上がったものを実感することで得られると思っています。
私が所属している岡山大学工学部情報工学科では、コンピュータに関連するさまざまな分野を勉強することができます。具体的な学習内容の一つとして、プログラミングがあります。プログラミングとは、コンピュータにやってほしいことを、コンピュータが理解できる言葉で記述した「プログラム」というものを作ることです。私が初めて作ったプログラムは、画面に一行の文を表示させるだけの単純なものでした。しかし、そんな単純なプログラムでも、自分の意思がコンピュータに理解され、思い通りに動いたというその事実が私にとって大きな達成感となりました。またその成功は、「こんなこともできる、あんなこともできる」という、学習する意欲に繋がっていきました。
ものを作ることの楽しさは、自分が作り出した一つひとつのもの、それ自身が教えてくれます。
そんなもの作りの楽しさと、それを実現する知識と技術を学ぶことのできる工学部に、少しでも興味を持っていただけると幸いです。
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |