はじめに
UVレジンとは、紫外線によって液体から固体に変わる特殊な透明樹脂です。瑪瑙とは微細な石英の結晶が集まってできた石です。瑪瑙の中でも白色や褐色、青色などやそれらが混ざり合った同心円状の縞模様のものが一般的によく知られています。
今回は2種類のUVレジンを使って縞模様の瑪瑙レジンを作ります。
材料と道具
- UVレジン(ハード)
- UVレジン(ソフト)
- パステル
- 牛乳パック
- 石を模ったプラスチック粘土の型
- 竹串
- 保護メガネ
- マスキングテープ
- レジンクリーナー
- カッター
- UVライト
作り方
図1、2を参照して作成して下さい。
- 牛乳パック(四角に切ってあるもの)にパステルで25㎜、35㎜、45㎜程度の長さの線を3本引く。色を変えて、同じものを全部で3個作る。
- 25㎜の長さのパステルは2滴、35㎜の長さのパステルは2滴、45㎜の長さのパステルは3滴、UVレジン(ソフト)を載せる。竹串でレジンとパステルを混ぜてから延ばす。
- UVライトに3分間当てる。固まったらレジンを竹串で牛乳パックから剥がす。
- マスキングテープの上に下から45㎜、35㎜、25㎜の長さのレジンを重ねる。
図1 瑪瑙レジンの作り方1
- マスキングテープが外側になるように丸めて留める。つなぎ目と断面にUVレジン(ソフト)を付けてUVライトに3分間当てる。その後マスキングテープをはがす。
- 石を模ったプラスチック粘土の型にUVレジン(ハード)、⑤で作ったレジンを入れる。UVライトに3分間当てる。
- 型からレジンを取り出して、瑪瑙の模様が出るようにカッタ-で余分な部分を切る。
- 真ん中にパステルで色付けしたUVレジン(ハード)を入れる。UVライトに3分間当てる。
表面全体につやを出すためUVレジン(ハード)を薄く塗る。さらにUVライトに3分間当てる。
最後にレジンクリーナーで表面をきれいにする。
図2 瑪瑙レジンの作り方2
写真1 中のUVレジン(ソフト)の作成
写真2 完成品
参考文献
ビーズママ 監修、UVレジンでつくる鉱物レシピ、河出書房新社、
キムラプレミアム 著、UVレジンの簡単アクセサリー100、主婦の友生活シリーズ
八川シズエ 著、こども鉱物図鑑、中央アート出版社