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授業紹介

技術と社会を結ぶ文理融合の学び「管理工学」

「管理工学」とは?

 管理工学は、社会の仕組みをよりよく動かすための‟ものの見方”や‟考え方”を学ぶ分野です。工学と言うと、機械や化学などの専門技術を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし現代の社会や産業では、技術だけでなく、人や組織、お金、情報といった多様な要素を総合的に理解し、最適な方法でマネジメントしていく力が必要とされています。管理工学は、まさにその力を育てる学問です。

文理融合の学び

 この授業では、経営学・心理学・データサイエンスなど文系・理系の境界を越えた幅広い分野を扱います。たとえば、工場の生産ラインをどう効率よく動かすかを考える「生産システム工学」、データから課題を読み解く「データサイエンス」、組織で人がどのように働き、動くかを理解する「産業・組織心理学」など、多彩なテーマが盛り込まれています。工学の知識に加え、社会の仕組みや企業活動を多角的に理解することで、技術者としての視野を大きく広げられる点が特徴です。

実社会とつながる学び

 授業は、大学教員だけでなく企業や行政機関の外部講師も講義を担当するオムニバス形式で行われるため、実社会での具体例を交えながら学べるのが魅力です。例えば、企業の人事担当者が「企業で人をどう育て、支えるのか」を解説したり、公正な競争を守る行政機関が「企業活動に不可欠なルール」を紹介したりします。こうした内容は、将来技術者として社会に出る際に必ず役立つ、実践的な知識となります。

授業を通して身につく力

 管理工学の学びを通じて、
・工学技術者として知っておくべき経営学、経営工学の考え方を習得し説明できる
・経営システム上の多様な課題に対し、適切なアプローチ方法を選択できる
・自分の専門分野と社会全体の仕組みを結びつけて考えられる
 といった力が身につきます。

 

 技術、経済、産業をはじめとする社会の環境が大きく変化する今、工学技術者には、専門分野の知識だけでなく、経営の視点からものごとを捉える力が求められています。管理工学は、その第一歩となる学びを提供する授業です。

名古屋工業大学 工学部
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。
これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。