2020年5月15日
高校生の頃は学びたい分野がたくさんあり、とても進路に悩みました。悩んだ末に情報系学科を選んだのは、将来の就職を見据えて需要がある分野だと感じたからです。
情報系学科では、計算機の基礎から最先端の技術に至るまで情報技術に関することを幅広く学ぶことができます。私が情報系学科に入って一番よかったと思うことは、情報系の知識を身につけていくうちに、この情報化社会で情報に流されず生きる力を養うことができたことです。意外と重要な力で、日々の生活で役立ってると思う瞬間がたくさんあります。また、情報系は多様な分野で活躍しているため、卒業後の進路の選択肢も非常に多いです。
元々情報系以外の分野にも興味があったので、大学の教養課程では思う存分に他分野の講義を受講しました。学校生活以外でも、アルバイトや旅行、表現活動など、興味があったことに挑戦しました。様々な経験を通して得たのは、情報技術が他分野にもたらす影響力です。そこで改めて、情報技術の需要の大きさを感じ、この学科を選んでよかったと思いました。特に、人の手で行われていた作業をシステム化し、人々の生活や仕事をより便利にする仕事に魅力を感じるようになり、将来はそんなSEになりたいと思っています。
大学生というのは、勉強もその他のことも沢山のことを経験して視野を広げる時期だと思っています。もし最初に何か明確な目標がなくても、意外なところで興味のきっかけに出会うことはあるし、その先に自分でも想像がつかなかった世界が広がっていくこともあります。受験を経てどんな道に進んだとしても、出会うもの一つ一つと向き合ってみてください。
将来目指している(目指していた)職業は何ですか? | 医療分野に携わるSE |
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工学部への進学を決めたのはいつごろ? | 高校1年生 |
大学を選ぶ決め手になったものは何ですか? | 家から通える国公立大学 |
大学では何に力を入れて勉強(研究)していますか? | 位置情報処理 |
理工系で就職は有利だと思いますか? | 専門分野の就職には多少有利にはたらくと思う |
本音で言うと、文系タイプ?理系タイプ? | 理系 |
高校時代の苦手科目は? | 数学以外 |
工学部に来て大変なことは? | レポートもプログラミングも、納得いくまで作り続けていると時間が足りないこと。妥協点を見つけることが意外と大事。 |
工学部に来てよかった事は? | 知見が広がったこと。日常生活に密接にかかわる情報技術を知るにつれて、様々なものに興味を持ち目を向けるようになった。 |
掲載大学 学部 |
岡山大学 環境理工学部 | 岡山大学 環境理工学部のページへ>> |
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |