| 開催日 | 平成30年8月9日(木) |
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| 場所 | 勝浦町図書館(徳島県勝浦郡勝浦町大字久国字久保田2−1) |
| 対象 | 小学生・中学生及び科学教育に興味のある方 |
| 参加費 | 無料 |
徳島大学大学院社会産業理工学研究部総合技術センターは、出前科学実験教室「やっToku,なっToku,Dai実験」を実施することにより県内各地で理科普及活動を継続して行っています。
本実験教室では、ペーパークロマトグラフィーについて学びます。ペーパークロマトグラフィーはろ紙等に試料を付着させ、適当な展開溶媒に浸すことで試料中の成分を分離する方法です。今回は子供にとって身近でかつ安全なもの(水性ペンと水道水)を用いて、ペーパークロマトグラフィーを体験してもらいます。
1つ目の実験では、黒色水性ペンの色素分離を行います。まず、短冊型ろ紙の一端に黒色水性ペンで点を打ちます。次に割りばしでろ紙を挟んで固定し、水道水を加えたサンプル瓶に静かに浸します。各色素の性質に伴い、異なる場所に様々な色の色素が展開されます。同じ黒色水性ペンでも、メーカーにより含まれる色素が異なることを確認します。
2つ目の実験では、丸型ろ紙とカラー水性ペンを用い、花に見たてた作品を作ります。ろ紙をひだ折りにし、中心から1cm程度の場所に好きな色のペンで複数の点や線を描きます。ペットボトルキャップに水道水を加え、ろ紙の中心から静かに浸します。ろ紙の端まで展開されたら乾燥させ、ラミネートして記念品として持ち帰ってもらいます。
| 掲載大学 学部 |
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