第16回 科学体験フェスティバルin 徳島 |
開催日 :平成24年8月4日(土)、5日(日)10:00~16:00
場所 :徳島大学工学部キャンパス
参加費 :入場無料
主催 :徳島大学工学部
同時開催:図画コンクール入賞作品展
第16回科学体験フェスティバルin 徳島
実行委員長 大西 徳生(徳島大学工学部長)
今年の5月21日朝7時28分頃、金環日食(きんかんにっしょく)が徳島で見られましたが、みなさんは見ることができたでしょうか。金環日食は、一生で1、2回ぐらいしか見られませんが、メガネを手にして待ち構えていたみなさんは、そのとき、きっと“ときめき”を感じ、感動を覚えたことと思います。このとき感動を覚えることができたみなさんは、科学者のたまごです。小学校上級生や中学生で金環日食を見ることができたみなさんは、不思議な現象を単に見るだけでなく、きれいなリング状の金環日食がどうしてできるのか、皆既日食との違いはどこにあるのか、また、太陽のかけ方についても考えてみてください。いろいろと発見できることがあるかもしれませんよ。この金環日食が次に徳島で見られるのは2095年11月27日。どうして正確に算出できるのかも興味深いですね。何でも興味をもってみると、みなさんの身近には面白いこと、感動できることがたくさんあることに気付くと思います。何でも積極的に体験してみてください。
今年も、いろいろと感動させてくれる「科学体験フェスティバルin徳島」が開催されます。今年は、どんなものが見られるか、何が体験できるか、「ワクワク感」でいっぱいだろうと思います。今年のメインテーマは、「エネルギーワールド」です。先ずは、「エネルギーって何?」から考えてみてください。エネルギーには、熱エネルギー、力学エネルギー、位置エネルギー、化学エネルギー、光エネルギー、電気エネルギーなどたくさんあります。それらのエネルギーで私たちの生活が成り立っていることは、停電するとすぐに分かりますね。「エネルギーワールド」でエネルギーの発生や利用のしくみについて体験して考えてみてください。みなさんのアイディアがエネルギー問題を解決してくれるかもしれませんね。
このメインテーマを含め今年も数多くのテーマブースがみなさんを迎えてくれますので、興味あることも多く見つかるでしょう。そして、その中には、感動できるもの、“ときめき”を感じられるものもきっと見つかるでしょう。感動は体験することから生まれます。体験してみて「不思議だな?」と感じた人は、「どうしてだろう?」と発展させて考えてみてください。理由がわかれば、“ひらめき”となって、自分なら「こうするともっとおもしろいものができるよ!」とまで発展できるかもしれませんね。小さなことでも“アイディア”をものづくりに活かすことができれば、もう立派な科学者、技術者の誕生です。
今年も、主として小学生が対象で体験できる「理科ブース」に加えて、中学生を対象にした工学的に考える「工学体験ブース」も設けていますので、楽しく体験して考えてみてください。きっと、体験からの感動とともに面白い発見もできると思います。
この科学体験フェスティバルは、徳島大学工学部と㈱阿波銀行、四国電力㈱徳島支店が、数多くの教育団体、学会、経済団体、企業等からのご協力により開催している徳島の夏の“科学の祭典”です。関係各位のご協力に敬意を表し、心より厚く御礼申し上げます。
ご家族の方、お友達と一緒に、みなさんのお越しを心よりお待ち申し上げます。
掲載大学 学部 |
徳島大学 工学部 |
徳島大学 工学部のページへ>> |
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |