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授業紹介

3次元CADシステム活用による設計製図・実験実習

 愛媛大学工学部機械工学科では約10年前から三次元CADシステムを利用した授業に取り組んでいます。本学で利用しているCADシステムでは可動部品の動作シミュレーションならびに応力・熱伝導等の各種解析機能が備わっており、設計製図のみならず実験実習科目等での理論計算比較でも活用されています。

 設計製図科目では1年生から2年生前学期までの基本的な製図法の授業を経て、2年生後期からはPC演習室での三次元CADによる実習となります。3年生前期までの課題は比較的簡単な機械要素部品・モジュールの設計ですが、3年生後期の「設計製図II」では毎年異なる問題状況を設定し、これを解決するための装置全体を設計するという自由度が高い反面に難易度も高い課題になります。ここ数年のテーマは「障害のある経路を移動する搬送装置」、「3次元的にワークを移動させるアームロボット」でした。このような課題に対して4〜5名のグループを編成して取り組む方式をとっており、グループ内での役割分担と討論によって目標達成を目指します。より高度な装置設計では機構部品どうしの連動状況や負荷に対する部品強度の確認が必要となりますが、このような場面では前述のCADシステムでの機能が威力を発揮します。かつては実際の部品試作が困難な状況で図面をもとにイメージするしかなかったものが、手軽により現実に近い形で動く様子を見られるようになったことでグループ内での討論が容易になり、仮想的ながらも多くの試行錯誤によって経験を積んで設計への理解を深めることに役立っています。

愛媛大学 工学部
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