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システム創成工学科は、旧夜間主コースを改組して平成22年度に誕生した学科です。本学科では、朝8:50に始まる1コマ目から夜9:10で終わる7コマ目までのフルコマを活用し、通常の教養教育や専門教育に加えて、いくつもの“ためになる”教育プログラムを提供しています。例えば、機械工学を専攻していなくても、機械製図と機械工作実習は全員が受講し、図面が読める化学技術者、部品加工ができる情報技術者などユニーク技術者の養成にチャレンジしています。
中でもユニークな授業が、1年生全員が受講する“スタートアップセミナー”です。本授業は、新入生に対し「自己のキャリア開拓のための知識を与え、社会で役立つ基礎力を様々な面から身に着けさせる」ことを目的とし、定番のグループワークやプレゼンにとどまらず、特許庁のパテントコンテストへのチャレンジと地元米沢市と連携した学習プログラムも含まれています。パテントコンテストは、自分で考えた発明を特許明細の形式で表現することで知的財産について学ぶことを目的とし、システム創成工学科では徳島大学との連携のもと授業の一環として1年生が全員トライしています。取り組みは今年で5年目となりますが、過去4年間で3人の入賞者を輩出し、糸通し器、お玉、スライサーとシステム創成工学科学生発の特許が次々と生まれています。
さらに米沢市と連携した学習プログラムでは、工学の範疇を越えて人間力を鍛えています。山形大学工学部が立地する米沢市は、少子高齢化が進む典型的な都市のひとつで平均年齢が毎年1歳づつ高くなっている状況です。この状況下で20歳前後の学生は貴重な存在で、米沢市を学生の第二のふるさとにしようと官と学が知恵を出し合ってユニークな取り組みを行っています。5月初めには、米沢女子短期大学、米沢栄養大学、三友堂病院看護学校の新入生と合同で米沢の街と歴史を学ぶ一日バスツアー、7月には2?5人のチームで米沢市内の一般家庭を訪問し一緒に食事をしながら懇談を行うセカンド―ホーム事業、さらには、一般市民とともに「米沢から見える日本の風景」と題する2単位の講義を受講します。これらは、他大学の学生や地域のおじさん・おばさんたちと一緒に取り組む授業で、米沢の良さを実感しつつ、礼儀作法、コミュニケーション力、協調性など、人間力が自然に身についていきます。
このようにシステム創成工学科では、工学的な専門能力とともに人間力の養成にも力をいれ、未来の産業界や学会をリードできるエンジニア・研究者の育成に全力をあげています。
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