ひらめき☆ときめきサイエンス ~ようこそ大学の研究室へ~ |
リズムやパターン形成など生命現象で見られる現象は、無生物系においても見られることを実験的に行い、その本質となる原理を解明する上で、生物学だけでなく化学、物理学、及び数学と関連させながら柔軟に考察します。
実験では、界面張力差を駆動力とし、化学エネルギーから直接機械エネルギーに変換される走化性の実験(図1)、酸化と還元反応の周期的変化によってリズムとパターンを形成する化学反応の実験(図2)、及び複数の振動子を結合させて生じるシンクロナイゼーションの実験(図3)等を行い、実験系から本質的なファクターを抽出し、実験結果から推測や証明する実験を行います。実験系は、自分達で創造を膨らませるように、既成の装置を使った方法を習得するよりも、できる限り自作した装置を用いて、研究で普段直面するテクニカルな苦労や装置作成の面白さも学んでもらいます.そして最後に、実験結果を元にした数理モデルの構成法とその正当性を確認します。
フリートークでは、「プログラムの内容への感想」の共有をはじめとし、「研究者の生活」、「研究のモチベーション・役に立つ研究だけが正義か?」、「大学生や大学院生の大学での生活」について、少人数グループと全体で気楽に語り合いましょう!
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |