私は岩手大学理工学部の化学生命理工学科生命コースに所属しています。以前から人体のしくみについて興味があり、専門的に学びたいと思いこちらのコースに入学しました。生命コースでは、生体機能分野・細胞工学分野・再生医療工学分野・生命分子システム分野の大きく分けて4種類の分野があり、私は病気や疾患等で失われた視覚機能の再建技術に関する再生医療工学分野を学びたいです。
岩手大学理工学部には、先端理工学プログラムという研究室インターンシップや科学技術についての英文記事を紹介し合う活動を行い、他学科の人たちとの交流を深められるプログラムがあります。現在私は、先端理工学プログラムには参加していませんが、教授にアポを取って研究室にもお邪魔させていただいています。大学生は、自分の環境は自分で決められることが大きな利点です。積極的に行動することで、生活と学習の質が向上すると考えます。
現在、日本で考えると視覚障害の方は40万人で、出現率は1/300人の割合です。また、老眼やめがねやコンタクトなどの補助を必要とする方も加えると推定で170万人弱になります。私は視機能の疾患を改善するための視細胞の状態を現状維持する、または視細胞の失活と減少を抑制するような薬の開発に貢献することを目標にしています。また、私は学祭委員会とマネージャーとして陸上競技部に入っており、活動を通して、人間関係の構築や自己能力の向上ができます。
大学内では、サークルや委員会などのコミュニティに所属することをお勧めします。興味のある分野には全力で取り組んだ方が思い出深くて記憶に残りやすいですし、人生楽しんだもの勝ちです!
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