私が所属している数理科学コースは高校までの数学や物理の当たり前を根本から考え直すような学習を行っています。2年生になり、コースに分かれると少人数制になり、分からない問題もすぐに友人や先生と一緒に考え、すぐに解決することができます。また、数学の中高第1種免許も取得できるため、教職の授業を履修している学生も多いです。
大学での一日は8時50分から一コマ90分の授業を16時頃まで受け、その日の課題をやったら、大体19時〜22時頃までサークル活動やアルバイトをします。2年生になると専門科目が増え、講義の内容も難しくなり、復習や課題に取り組む時間も長くなります。しかし、講義では昔の数学者、物理学者が見つけてきたことに驚く毎日です。この2年間の学習を経て、3年生後期からの研究室配属が始まり、本格的により深く研究していきます。
私はこのコースで教職を取っています。理系の専門科目をやったうえで教職を取っていると時には大変だったり、心が折れたりすることもあります。しかし、教職を取っている仲間や先生方のサポートもあり、サークルやバイトと両立しながら充実した大学生活を過ごせています。
大学での数学や物理は高校でのなぜ?どうして?に答えてくれます。それは、自分の研究にも役立てられるし、教員になった時の大きな力にもなります。しかし、自分の能力をいかに伸ばせるかは自分自身にかかっています。大学は高校までとは違い、校則もないですし、時間割もありません。そんな自由な環境の中での自由な学びは上限がないので、好きなことに挑戦できます。大学ならではの特徴を最大限活用して、色々なことに挑戦し、自分の能力(勉強だけではない)を伸ばしてください。
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