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授業紹介

講義科目と両輪を成す充実した設計演習科目

 神戸大学工学部機械工学科では機械工学に関する講義科目が学年進行に応じて基礎から応用へと系統的に用意されており、さらには機械工学教育においてこれらの講義科目と両輪を成すのが、充実した実習・実験・演習系の科目群です。ここでは,その中で特に設計演習関連の科目をご紹介します。

機械設計製作演習Ⅰ、Ⅱ(3年生)

 機械設計製作演習ⅠおよびⅡでは、簡単な万力を題材として、機械の設計から製作までの一連の流れを体験します。機械設計製作演習Ⅰでは、個々に与えられた要求仕様を満たすように、これまでに学んだ材料力学や設計工学の知識を駆使して、万力を構成する部品を設計し、設計した内容についてのプレゼンテーションを行います。さらに、機械設計製作演習Ⅱでは、これまでに学んだ機械製図や機械工作に関する知識を用いて、設計した万力を製作するための製作図面の作成と加工工程の検討を行ったのち、少人数のグループにわかれて自分たちが設計した万力を実際に製作します。

機械創造設計プロジェクトⅠ(3年生)

 本科目は、基礎的な機械製図や機械設計製作演習科目(上記)を履修した後に、「製品企画→仕様検討→構想設計→詳細設計・検証」という製品設計の一連の流れを具体的な課題(例:ゴルフボールを1m以上飛ばし、床に設置した紙コップの中に入れる装置を設計せよ)を通して体験する創造設計演習です。この演習は5名程度のグループ単位で前半は模造紙による検討作業を行い、後半で装置の試作と検証、最後にプレゼンテーションを行います。受講生からも「ついに自分たちが構想した装置が完成した。うまくボールがコップに入ったときの達成感は今でも鮮明に思えている」などと大変好評です。

機械創造設計プロジェクトⅡ(3年生)

 機械創造設プロジェクトⅡは、これまでに学習した全ての知識(基礎力学、材料力学、機械力学、熱力学、流体工学、材料工学、制御工学)を総動員して行う機械設計に関する演習科目であり、簡単な機械装置(スターリンエンジン)を設計図に基づいてグループ毎で加工・組立て,試運転,考察・改良,最終プレゼンを行うことで、創造性が要求される新規設計を行う能力の修得と機械設計において各種工学知識を活用する能力の修得を目指します。

神戸大学工学部 機械工学科
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