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授業紹介

ものづくりからひとづくりへ
-自己を知り知識から知恵へと発展させるEQ教育チャレンジ

 静岡大学工学部では1年生全員を対象とした全学科混成のものづくり実習を行っています。ものづくりの経験を通して工学部生としての自覚を促し、未来の技術者としての展望を開くための実習です。前期「工学基礎実習」、後期「創造教育実習」の1年間の必修実習を通して、「知る・作る(まねる)・創る」の3つのタームを実践的に学ぶカリキュラム構成としています。

 第1タームでは、ICTの基盤であるデジタル回路・プログラミング技術などの基礎的素養と技術について理解を深めます。第2タームでは、1人1台自らの手でマイコンを搭載したロボテックス教材を製作し、ものを作り出すための基本技術を体得します。第3タームでは、第1、第2タームの経験をもとにグループで製作活動に挑戦します。ここでは、チーム対抗のロボットコンテストに向けアイデアを競い合うとともに、チームとしての技術力や役割分担など技術者に必要な組織としての力とチームの中で自己を実現する能力を養う内容としています。

 工学部への入学早々に開始される実習ですので個人個人の能力差があることは前提にしていますが、自ら「やる気」を持つこと、自ら「手を動かし工夫する」こと、自ら「考える」こと、他者と「交わる」ことを重視しています。この実習を通して、「知識」をどう使いこなしたらよいか、どこで使ったらよいか、創造的なものを作るにはどうしたらよいかといった、いわゆる「知恵」をいかに発揮するかについて考えてもらいます。また、他者との協力関係を築き、持てる能力を発揮するには本当の自分を理解することが必要であることにも気付いてもらいます。

 実習を通して異分野の友人ができ、何よりもやってみると結構おもしろいことに気が付きます。また自分達がつくったものが動いた時の感動・達成感を味わう事ができ、ひとまわり大きく成長でき人生の中で素晴らしい経験の1つとなってもらいたいと期待しています。

静岡大学 工学部
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