トップページ > 授業紹介 > 『波』を解析し応用する「応用解析Ⅰ」

授業紹介

『波』を解析し応用する「応用解析Ⅰ」

山口大学工学部は、本学部並びに隣接する宇部工業高等専門学校という2つの工学系の高等教育機関を擁する宇部市にキャンパスを構えます。宇部市は、国内有数の企業である宇部興産株式会社などを中心とした工業都市でもあります。山口大学工学部の学生は、初年次は共通教育を中心に西の京と呼ばれる山口市の吉田キャンパスで学び、2年次から、宇部市の常盤キャンパスにおいて工学の専門教育を受けます。工学を学ぶ上で、その言語的役割を担うとも言える数学の基礎理論の習熟は、切っても切り離すことができません。そのため本学部では理学部とは別に6名の工学における数学教育の専門家を工学基礎教育に配置し、工学に必要な数学理論のきめ細やかな教育を行っています。

その中のひとつ「応用数学Ⅰ」の授業は、学部2年生を対象に開講されている講義で、主に「フーリエ解析」の基礎を学びます。フーリエ解析は分野を問わず、さまざまな自然現象の解析や微分方程式の解法に利用されている、自然科学における極めて重要な理論です。この講義ではその基本的考えを理解し、その手法の習得を目指します。

また、この講義では、基礎的な概念の習得のみならず、フーリエ解析の応用理論についても学びます。機械工学、情報工学、建築工学など、それぞれの分野において必要とされる知識は異なるため、熱方程式・波動方程式の解法、離散フーリエ変換や高速フーリエ変換、サンプリング理論といった、それぞれの学生が所属する学科ごとのニーズに合わせた応用理論を習得することができます。また、カリキュラムは理論を学ぶだけではなく演習の時間も十分に取ることのできるように配慮されているため、学生は具体的な計算練習を通して、フーリエ解析への理解をゆっくりと深めることができます。

皆さんもものづくりの基礎となり、長く役に立つ「数学」を山口大学工学部で一緒に学びませんか。

山口大学 工学部 工学基礎教育
※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。
このサイトは、国立大学55工学系学部長会議が運営しています。
(>>会員用ページ)
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。
これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。