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授業紹介

地球環境の保護と資源の有効利用を学ぶ「触媒エネルギー化学」

地球環境の保護と資源の有効利用を学ぶ「触媒エネルギー化学」

富山大学工学部環境応用化学科では地球環境の保護と資源の有効利用に必要な化学知識を身につける授業を行っています。現在の豊かな生活は、石油、天然ガス、石炭等の化石資源の大量消費によって成り立っています。しかし、化石資源はこのままだといつかは無くなってしまう資源です。また化石資源を用いることにより、地域的な環境汚染、地球規模でのグローバルな環境問題が問題となっています。この様な資源と環境問題を解決できる人材養成を目的として3年次に「触媒エネルギー化学」の授業を開設しています。
化石資源を有効に利用することにより、その利用期間を長くすることができます。石油、天然ガスからは水素、エチレン等の基礎化学製品を作り出すことができます。現在の便利な生活を支えているプラスチックや食料生産に必要な肥料はこれらの化学製品から作られています。これらを作り出す反応には触媒が大きな役割を果たします。「触媒エネルギー化学」の授業では、石油や天然ガスからどのような触媒を用いて、このような化学製品を作り出すのか学びます。石炭は石油、天然ガス等に比べてはるかに多い資源量ですが、利用時に多量の環境汚染物質を排出します。中国で問題となっているPM2.5やスモッグ等は石炭利用時に排出される環境汚染物質によるものです。石炭を利用する際、クリーンな燃料として用いるためにガス化や液化がありますが、これらも触媒の作用によりガス化や液化が可能になります。また、新しいエネルギー源としてシェールガスやシェールオイルも注目されていますが、これらの資源についても学びます。
化石資源以外に再生可能資源としてバイオマス、太陽エネルギー等の利用も注目されています。これらは化石資源とは違い再生可能であり、資源量が問題とならないことから世界中で注目されている資源です。これからの日本の将来には再生可能資源を有効に利用する事が必要です。バイオマス、太陽光発電等についての詳細を学び、日本の将来のエネルギー開発について知識を身につけてもらいます。応用化学では化学の基礎科目として有機化学、無機化学、物理化学、高分子化学等の科目を1~3年次に開講し、幅広い化学知識を学ぶ事ができます。

富山大学 工学部 環境応用化学科
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これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。