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授業紹介

「与えない」ことで学生たちの主体性を引き出す
「情報工学PBL:システム開発演習」

「与えない」ことで学生たちの主体性を引き出す「情報工学PBL:システム開発演習」

「与えない」ことで学生たちの主体性を引き出す「情報工学PBL:システム開発演習」

「与えない」ことで学生たちの主体性を引き出す「情報工学PBL:システム開発演習」

室蘭工業大学では全学的なPBL型演習の導入を進めており、その一環として情報電子工学系学科では「情報工学PBL:システム開発演習」が2年次の必修演習として実施されています。
本演習はプロジェクトチームによる集団開発の技術を学ぶ実践演習(Project-Based Learning)と、問題解決の方法を自分たちで試行錯誤しながら進める実践演習(Problem-Based Learning)の2つのPBL型演習の特長を組み合わせた演習となっています。
この演習では、約90名の受講生を5名1組にグループ分けし、グループごとに「教材としての利用を想定したヴァーチャルリアリティ(VR)ソフトウェア開発」の課題に取り組みます。演習環境として利用されるVRシステムは、複数の端末が1つの仮想空間を共有可能な本学独自の構成となっています。学生らは、本演習を通して「チーム開発技術・ツール」「VRプログラミング」「ネットワークプログラミング」「オブジェクト指向言語」などの知識を学びます。
演習に参加する学生は、上記に関する経験や知識をまったく持たない状態でスタートします。これらの知識が無ければVRソフトウェアを開発することはできません。しかし、本演習では、事前あるいは演習の中でこれらの知識が与えられることはありません。本演習では必要な知識をあえて「与えない」ことで、学生たち自身に演習達成に何が必要かを考えさせ、自分たち自身でそれら必要な知識を選択・学習・習得することを課題として課しています。この点が、演習に必要な知識が演習の内外で与えられる一般的な演習とは大きく異なる特長です。
当然、最終的な成果はグループごとに大きく異なってきます。そのため本演習では、成果物による評価ではなく、演習の過程で学生たちがグループの中でどのような貢献をし、チームとして計画的に作業や学習を進めたかについてが評価されます。自分の理解度とスキルに応じたレベルで演習課題にチャレンジし成長することができるため、学生たちにとって大きな達成感と満足度を与える演習となっています。

室蘭工業大学 工学部
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