①海岸に露出した火成岩の地層の観察
(秋田大学国際資源)
②9千万年前に形成された深成岩体の野外巡検
(秋田大学国際資源)
③実習後半の大学近くの沢での調査風景秋田大学国際資源学部資源地球科学コースでは、地層や岩石を調べて過去から現在までの地球の営みを科学的に解明する「地質学」と、産業や私たちの生活に欠かせない鉱物資源・エネルギー資源が地球上でどのように形成されるかを明らかにする「資源学」を学び、資源や地球科学の専門家・技術者として日本国内や海外で活躍するための力を養うことができます。
地質や資源を対象とした研究をするのに欠かせないのが「地質調査技術」です。46億年前に地球が誕生してから現在までの間に地球上で起こったイベントは、大地を作っている「地層」に記録されています。野外で観察される地層には、どんな地質現象が記録されているのか、その調べ方を学ぶのが「地質調査法実習」です。
実習の前半(4~5月)では、秋田県周辺の様々な場所に出かけて、石油の元となる生物起源の有機物を含んだ地層、過去の火山噴火でできた火山岩、火山の下のマグマ溜まりが冷え固まった深成岩、過去の地震活動を記録した断層、マグマに熱せられた熱水に含まれる有用金属元素が沈殿してできた金属鉱床など、さまざまな地質現象でできた地層を生で観察し、それらの見方、調べ方を野外で学びます。
実習の後半(6~7月)では、ここまでに学んだ地層の見方・調べ方と各分野の座学で習得した知識を総動員して、大学の近くの沢沿いに露出する地層を丹念に調べていきます。その後大学に戻り、得られたデータを地形図にプロットし、学生同士で互いに議論しながら、各自で地質図を作成します。自分の行った調査を元に作成した地質図からは、過去数百~数千万年間に起きた地質現象や環境の変遷が読み取れることを理解できるようになります。この実習を通じ、地学という分野に対する学生のイメージは、「岩石の名称を覚えるだけ」といった静的なものから、地球のダイナミクス(変動過程)を捉える学問であるとの認識に変わっていきます。
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| 私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |