私は熊本大学工学部の4年生で、数学の有用性について日々研究をしています。また私が所属している数理工学科では、必要な単位数をとることによって高校数学の教員免許を取得することができるので、研究と同時に教職の勉強もしています。今回はそんな私の大学生活を紹介したいと思います。
1年生から3年生までは必修単位にプラスして教職の単位も取っていたため、他の人よりも多くの講義を受講していました。そのためとても多忙な3年間でしたが、現在は必要な単位をほぼ修得し終えたため、無事に卒業できそうです。また数理工学科は興味に応じて他学科の講義を受講することができるため、私は建築分野、情報分野、土木分野、機械分野と様々な講義を受講し、より広い視野を持って、様々な場面で活躍している数学の有用性を知ることができました。4年生では今まで培ってきた知識を活かしながら、興味をもった分野の研究室に入り卒業研究に着手します。先ほども述べましたが、私は「数学の有用性」について興味を持っていたため、誰もが感じたことがある身近な事象に着目し、それを数学を用いて証明していきます。毎日新しい壁ができて大変でしたが、高校数学の教員になった際の、話のネタがどんどん増えていく感覚がたまらなく楽しかったです。
大学生は良くも悪くも「自由」です。勉学はもちろんですが、サークル活動やアルバイトなど、今まで知らなかった新しい世界がどんどん開けてきます。求めれば求めるほどたくさんのものが手に入ります。友達と徹夜でカラオケも良し、海外留学も良し、気になる分野をとことん追求するも良しです。皆さんにはこの「自由」を精一杯楽しんでほしいです。
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