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学生の一日

富山大学生の普段

 私は富山大学大学院理工学研究科理工学専攻メカトロニクスプログラムに在籍している修士2年生です。

 研究では、持続可能な社会に向けて高効率なモータの開発に取り組んでいます。刃先をイオン研磨し先鋭化した工具および刃先にナノメートル単位の溝構造を付与した工具を用いてモータの鉄心用電磁鋼板の打抜き加工を行い、被加工材表面の観察と断面の硬度測定から、工具が被加工材に与える影響を評価しています。高効率な金属薄板の加工法を確立し、モータの消費電力を抑えることで脱炭素化社会の実現に貢献することを目指しています。また、複数の企業と共同研究を行ったり、国際学会において英語で発表をしたりと、自身の研究が社会貢献の一助になることを実感しています。

 私の普段の学生生活について紹介します。10時から17時まで大学で研究に取り組み、18時から22時までアルバイトをしています。修士2年では授業がないため研究がメインです。実験を行い、結果をまとめます。実験は5人ぐらいで行うものから1人で行うものなど様々です。結果がまとまると、学会でのプレゼンテーションや論文執筆で外部に発信します。海外学会もあり英語でプレゼンテーションを行うこともあります。研究室では自身で進捗を図るため長期の休みがとりやすいです。そのため研究に余裕があるときには友人とスポーツをしたり、趣味の海外旅行に行ったりします。

富山大学大学院 理工学研究科理工学専攻メカトロニクスプログラム R.O.
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これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。