私は新潟大学大学院自然科学研究科電気情報工学専攻人間支援科学コースに所属している博士後期課程1年生です。
私が所属している研究室ではヒトに着目をして様々な生体情報の計測を行っています。その中でも私が取り組んでいる研究がドライバーの運転行動の解析です。交通事故で最も大きな要因とされているのが人的要因であり、社会課題の一つになっています。運転時の筋肉の動きや視線など色々な装置を使って計測しています。私の人間を対象にしているので被験者との関わりなど機械を使った実験とは異なる部分で苦労することもありますが、自身の研究が社会課題解決の一助になることを目標に頑張っています。
私の大学院生としてのとある一日を紹介します。博士後期課程ではほとんど授業がなく、研究が中心の生活です。朝は8時に起床し、午前中に近隣の専門学校で非常勤講師として講義を行います。昼食を取った後は所属している研究チーム内で打ち合わせを行い、後輩の指導や研究の方針決めをします。
夕方は共同研究を行っている企業との会議に参加し、研究の報告や意見交換を行います。会議後は指導教員の先生と一緒に研究チーム全員で振り返りをします。その後は自身の研究の分析や論文を読んで過ごしています。休みの日には研究室のメンバーとスポーツイベントに参加したり、ご飯を食べに行って息抜きをしています。
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