私は広島大学工学部第一類輸送システムプログラムに在籍している学部4年生です。
輸送システムプログラムでは、船舶・航空機・自動車などの乗り物、風力や太陽光による再生可能エネルギーなど、幅広い知識を身につけることができます。学部4年生で研究室に配属され、最先端の研究テーマに関する専門知識を身につけながら、卒業研究に取り組んでいます。現在、私はものづくりの設計で広く利用されている、有限要素法を用いたシミュレーションについて研究しています。研究室を志望したきっかけは、学部3年生の授業「Paper Vehicle Project」(人が乗車できる紙製車両の製作)で車両の設計にシミュレーションを使用したことです。コンピュータ上で人が乗車したり、ハンドルを操作したりする状況をモデル化し、車両にどのような力や変形が生じるかをシミュレーションで予測しました。シミュレーションを基に設計し、想定していたとおり壊れない車両を製作できました。その一連の経験から、シミュレーションに関する研究に興味を持ちました。
研究室に配属されてから、一日のほとんどの時間を研究室で過ごしています。研究ではシミュレーションを実施するためのプログラムを自分で作成していますが、なかなか思い通りにはいかず試行錯誤を繰り返しています。研究を通して先輩や指導教員に支えてもらい、日々新しいことを体験できている環境はとても新鮮です。
休日の過ごし方として、夏はツーリング、冬はスノーボードなどを楽しんでいます。自然を感じながら息抜きできるため、心身ともにリフレッシュできます。個別指導塾のアルバイトでは、中学生・高校生を中心に英語や理系科目を教えています。研究・趣味・アルバイトに専念する時間を切り替えることで、充実した大学生活が送れています。
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