2026年8月21日
ザ・文系の私が理系分野を学んだと知ったら、幼い頃の私は驚くでしょう。
幼い頃は英語を話すことが好きで、通訳になることが夢でした。中高生の頃はふとしたきっかけで観たアフリカ特集に衝撃を受け、将来は途上国支援に携わりたいと考えていました。秋田大学を知ったきっかけは高校2年生の時の出前授業です。新設の学部で、講義は英語を使い、資源フィールドワークという魅力的な研修があり、そして何よりも日本で唯一文系も入れる資源系の学部ということを知りました。進路が定まっていなかった私は本大学に進学することを決めました。
意気揚々と入学した私ですが、文理融合の学部ということは当然理系の科目もあります。数学にはじまり石油地質学や地史学…でも勉強していて気付きました。理系科目は苦手と思っていたのですが、案外楽しい。観光スポットになっている地形が意味を成してくる。石油のありがたみが増してくる。世界は数字で成立していると思いました。
途上国支援がしたかった私は国際協力関係のインターンにも参加しました。運よくアフリカ協力機構の国際会議が横浜で行われ、事務局として参加させていただきました。これは想像通りの世界だ。このまま就活、いけるんじゃないか。でもそこでふと、理系分野も楽しんでいる自分をないがしろにしてよいのか、と思ったのです。これは少し、頑張ってみるか。そんな気持ちが芽生えました。
大学4年生の時コロナ渦に見舞われましたが、リモートで半年間インドネシアのパジャジャラン大学工学部の講義も履行しました。難しくて泣きそうになりながら受けましたが、現地の学生や先生に丁寧にサポートしていただき何とか修了できました。
世の学生が経験する就活を私も漏れなく一通り経験し、縁あって石油元売会社に入社しました。現在は石油・地熱・CCS開発と、理系のエキスパートに囲まれながら仕事をしています。思いがけず英語も使っています。総合職で入社した私ですが、文系理系どちらの分野も学んだ経験と、理系の皆さんの雰囲気を知っていることは大きな強みです。社内外の橋渡しができる人材になる、これは入社当時から変わらず志していることです。
苦手なことも自分のモノにできるチャンスは誰にでもあり、人生の選択肢は自分自身で、意思を持って増やすことができます。沢山悩むであろう進路、自身で選んだ道は間違っていないので、自信をもって進んでくださいね。

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