トップページ > 輝く工学女子!(Tech ☆ Style) > 【vol.133】第2志望から第1志望へ

輝く工学女子!(Tech ☆ Style)

【vol.133】第2志望から第1志望へ

vol.133工学部 総合工学科
情報工学コース

S.M.

2023年11月17日

 こんにちは。私は工学部で情報分野を学んでいます。

 ですが、実は私の第1志望の進路ではありません。私は小学生の頃から宇宙が大好きで、将来は天文学者になるのが夢でした。しかし、努力が実らなかったこと、家の経済状況がよくなかったので近辺の国公立大学の進学が条件だったことが要因で、第2志望の進路に進むことになりました。第2志望の進路というのは情報工学です。当時はAIにとても興味がありました。

 しかし、ここで宇宙をあきらめたのかというとそうではなく、どうにかして宇宙に関われないか考えました。私が出した結論は航空宇宙分野に関わる企業への就職することでした。実際そういう企業への就職が決定しています。そこで、ITエンジニアとして働くことになったのです。私には一番の興味である宇宙分野に関わりたいという思いと大学でやってきたことを活かしたいという思いがもともとありました。その両方を叶える最高の企業に出会えたということです。

 就活するにあたって、私のアピールポイントとなったのが、国立大出身であったことと大学でやってきたプログラミングです。これらは三重大学で情報工学を学んでいなければ得られなかったものであり、内定獲得に大きく役立ちました。

 自分のやりたいことがある一方で、それにぶつかる学力や家の事情など様々な問題があると思います。とはいえ、そこで自分のやりたいことをあきらめるのではなく、私のように大学進学の先の就職で自分の一番やりたかった分野に関わることもできます。私のような道もあると参考にしながら自分の将来について考えてみてください。

message

自分のやりたいことは何か、それにぶつかる様々な条件も加味して将来を考えてみてください。

教えてなんでもアンケート

将来目指している(目指していた)職業は何ですか? ITエンジニアです。
工学部への進学を決めたのはいつごろ? 理系の道に進むことを決めたのは小学校高学年です。
工学系への進学理由は? 第1志望の理学部進学が難しかったので、第2志望の工学系に進みました。
大学を選ぶ決め手になったものは何ですか? 家から通える国公立大学だったからです。
大学では何に力を入れて勉強(研究)していますか? 情報系の分野です。
理工系で就職は有利だと思いますか? モノによると思います。
文系の友達・知人と違うな~と思うところは? 実験など実際に手を動かす授業が多いです。
本音で言うと、文系タイプ?理系タイプ? どちらかと言えば理系です。
高校時代に理数系の科目は得意でしたか? 実はそんなに…
文系科目よりはだいぶマシな程度でした。
高校時代の苦手科目は? 物理です。
ニガテ科目克服法や勉強のコツは? 問題集の反復です。
アルバイトをしていますか? 地域学習会のスタッフ、パン屋さんです。
今一番興味があることは? 航空宇宙分野です。
将来は航空宇宙分野×ITに関わる仕事がしたいです。
お気に入りのグッズを見せてください♪ 推しのぬいぐるみです。
工学部に来て大変なことは? 実験などの予習やレポート作成です。
工学部に来てよかった事は? 専門性の高い教育が受けられたことです。
※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

関連記事

2018-10-12

生レポート!現役学生の声

富士山ゼミ

山梨大学工学部

2014-09-19

生レポート!大学教授の声

手作り人工衛星で宇宙の謎を解く

金沢大学理工学域

2020-12-18

生レポート!現役学生の声

大学の研究室ってどんなところ?

宮崎大学工学部

2012-09-26

生レポート!現役学生の声

大学生活の学び

弘前大学理工学部

2019-12-13

なんでも探検隊

パワーエレクトロニクスの信頼性に関する研究

弘前大学理工学部

2020-06-26

輝く工学女子!(Tech ☆ Style)

やりたいことをやりたいだけ

和歌山大学システム工学部

三重大学
工学部

  • 総合工学科 総合工学コース
  • 総合工学科 機械工学コース
  • 総合工学科 電気電子工学コース
  • 総合工学科 応用化学コース
  • 総合工学科 建築学コース
  • 総合工学科 情報工学コース

学校記事一覧

輝く工学女子!(Tech ☆ Style)
バックナンバー

このサイトは、国立大学55工学系学部長会議が運営しています。
(>>会員用ページ)
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。
これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。