2021年3月19日
私たちは融合領域分野人間支援感性科学プログラムで勉強しています。これはプログラミングなど工学技術の基礎を学び、医工学、芸術、音楽、スポーツへの応用を目的とした主専攻プログラムとなっています。2017年に工学部の学科統合・改編がなされ、その一つに全国的にも数少ない専攻である融合領域分野ができました。文理融合の新しい分野であり、私たちはその2期生です。
3年生になり、芸術系の授業の一環で私たちはチームを組み、作品制作・展示会に出品することになりました。何度も話し合いを重ね、私たちのチームはコロナ禍での感情をテーマに、四角型と丸型の灯篭を制作し、拍手音に反応して明るさが変化する作品を作ることになりました。音センサを使って光の制御をするというプログラミングをつくり、基盤の制作や配線の工夫など、先生からの指導を受けながら制作を進めました。実際にお披露目してお客さんから前向きな反応をいただき、私たちが学んできたものが形になって、それを評価してもらえたことに嬉しさを感じました。これまで学んできた工学技術を使って作品をつくり、公の場で展示するというのは初めてでした。そして、自分たちのやりたいことを芸術作品としてアウトプットしていく過程の中で、工学技術として可能なこと・不可能なことを学ぶことができました。このような実践の場で工学技術の応用を実感することができて、とても良い経験になりました。
融合領域分野は新しい分野ということもあり、入学する前はどのようなことを勉強するのかイメージがわきませんでした。それでも、工学技術の基礎、幅広い分野における応用例などいろいろ学んでいくうちに自分のやりたいことの方向性が見えてきます。バリバリ理系の人はもちろんですが、中には、芸術、音楽、スポーツといったように文系の人、理科選択で物理を習っていなかった理系の人も多くいます。工学技術を勉強することにおいて文系の人でもついていけるような支援体制が整っています。研究内容によっては工学っぽくないといわれることもしばしばあります(笑)。でも、文理融合だからこそ、選択の幅が広く、様々な視点でモノをみることができると思います。


| 将来目指している(目指していた)職業は何ですか? | 音響機器の開発 |
|---|---|
| 工学系への進学理由は? | 芸術(音楽)と工学技術の両方を学べる学科があったから |
| 大学を選ぶ決め手になったものは何ですか? | 国公立大学であり、通いやすかったから |
| 大学では何に力を入れて勉強(研究)していますか? | 機械学習を用いた音響技術 |
| 入学前と、入学後、工学部のイメージの違いは? | 思ったより、がっつり理系って感じじゃなくても大丈夫!文章力が大切! |
| 男子が多くて良かったこと、困ったことは? | ものの見方が違うから、考えたことがない発想とかが聞けて楽しい! |
| 文系の友達・知人と違うな~と思うところは? | 常に課題やレポートに追われていて忙しいです 文系の友達は自由時間が多めな気がする(笑) |
| 本音で言うと、文系タイプ?理系タイプ? | 理系タイプ |
| 高校時代に理数系の科目は得意でしたか? | 数学と物理が得意 化学はどちらかというと苦手 |
| ニガテ科目克服法や勉強のコツは? | 文法はできたけど、暗記する部分が苦手だったので、ひたすら暗記を頑張った |
| クラブ・サークル活動などをしていますか? | 補聴器のソフトのようなものを作ろうと頑張ってる |
| 今一番興味があることは? | 人間の音の情報処理の仕方。また、音響技術(特定の何か、というよりも幅広く)について |
| 工学部に来て大変なことは? | 何よりもレポートと課題。あと、英語力が求められるが、英語が苦手だから大変 |
| 工学部に来てよかった事は? | 色々なものを形にすることは大変だけど、とても面白いし、達成感があるので、やりがいがあること。興味があることについて、自由に学ぶことができること! |
| 掲載大学 学部 |
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| 私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |