2019年9月13日
東日本大震災時に関東圏でもかなり揺れ、その時に建物を守るために一部を壊れるように設計し、全体を守るということを知ったことから建築を学びたいと思うようになりました。私たちが日々安全・安心だと思っている建物はどのように作られているのかと興味を持ちました。 そして埼玉県出身の私が琉球大学を選んだのは、当時、自分を変えたいと思うことが多くなり、新しい土地での再出発をしたいと思っていました。その土地を選ぶ際、寒いのが苦手なので、暖かい場所でゆっくりと生活したいと考え、沖縄の土地を選択しました。
大学に入って、友人と話すと、親戚が建築に携わっているからという理由からテレビを見て建築士がかっこいいなと思ったという理由まで建築に興味を持った理由は様々で、何かを始めるのに正当な理由はないのだなと思いました。気になることに足を突っ込んでみることが学問の始まりだと感じました。
建築を勉強してみると、建築の範囲は思っていたより広く、学ぶことがたくさんあります。時には自分の学びたくない分野もありますが、自分が興味を持った分野を様々な視点から深く学べることが大学ならではのことでとても楽しいです。
また、自分が持っていなかった視点を日々与えられ、成長していると思うことが多々あります。今まで当たり前に見てきたことを、違う角度から物事を見ると違って見えて毎日が勉強です。
年々工学部の女子率も高くなっており、学校生活も今までのイメージとは変化していると思います。自分の興味のあることであれば、どんな環境でも自ら切り開いていけると思いますので、自分の知りたい、やってみたい、できるようになりたいという感情を大切にして欲しいです。
将来目指している(目指していた)職業は何ですか? | 安全な建物を設計する構造家になりたいと思っていたけど、様々な分野を見て迷ってる。 |
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工学系への進学理由は? | 安全な建物はどう作られているか興味を持ったため |
大学では何に力を入れて勉強(研究)していますか? | 建築。楽しいのは都市計画 |
入学前と、入学後、工学部のイメージの違いは? | 真面目な子が多い! |
女子が少なくて困ったことは? | 女子同士仲良くて、困ることは特にない。 |
理工系で就職は有利だと思いますか? | 選ばなければ就職先はたくさんあると言われているので有利なのではないかと思う。 |
今一番興味があることは? | 湿気の多い環境下でどうやったら建物内部のかびを防げるか。と化粧品♪ |
工学部に来て大変なことは? | 設計製図で模型作りと図面作成が本当に大変だった。自分のイメージするものをもっとスムーズに作れる器用だったらよかったのにと不器用さを嘆き続けた。 |
工学部に来てよかった事は? | 毎日が色んな発見があって楽しい。知らなかったことを学べるというより、自分が意識して生きてこなかったことを意識させられる刺激がある。 |
掲載大学 学部 |
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |