2018年8月10日
私は、幼い頃から「ばね」が大好きで、よくボールペンを分解し、そこから出てきたばねで遊んでいました。これまで集めたばねコレクションは、今や300個ほどになります。中学生になり、部活動で「バネづくりの研究」と題してコイルばねと疲労測定器を自作し、材料の種類や熱処理によるばね特性の変化、疲労実験を行いました。
工業高校の機械科に進学した後も、ばねに関する研究を行いたいと考えていました。そこで、高校の先生に相談したところ、宇都宮大学グローバルサイエンスキャンパス「iP-U」という教育プログラムを紹介して頂き、早速応募しました。このプログラムは、科学技術分野で活躍したい、将来は研究者やエンジニア、起業家、クリエーター、理数系教員になりたいなどの意欲のある高校生を対象としたものです。iP-Uではいくつかのプランがあり、基盤プランIでは、宇都宮大学の先生方や外部講師の方による幅広い分野の講義を受けることが出来ます。また、才能育成プランでは、大学の研究室で指導教員の下、個別研究を行い、その成果を学会などで発表することも可能です。
私は、才能育成プランの跳躍コースに選抜され、一年次から複雑な振動現象を解析している研究室に所属しました。ここでは、ばねの動特性に関する研究を行い、その研究成果を国際学会で英語で口頭発表しました。これまでは、ばねの静特性の研究を行いましたが、ばねの動特性の研究を行うことで、ばね一つに対しても色々な研究アプローチがあり、その奥深さを知ることができました。研究を通して、自分の視野が広がり、さらに意欲が増しました。ものづくりという観点から、高校生最後の年に、小型・軽量化が実現可能な中空コイルばねの造形に関する研究を始めました。「自分のやりたい研究が出来る大学」を重要視して進学先を探していた私は、宇都宮大学への入学を決めました。
私は今、学部一年次生として基礎となる線形代数、微積分学、力学等を学んでいます。また、中空コイルばねの研究も継続しています。まだ大学に入学して数ヶ月ですが、iP-Uでの活動を含めると三年近く大学の研究室に通っています。
工学部の研究室は、自分の好きなこと、今まで気になっていたことを追求・解明できる魅力に溢れた場所だと感じています。また、自分の頭の中で描いたものを作ることも可能です。そんな夢のような環境で、素敵な大学生活を送りませんか。


| 将来目指している(目指していた)職業は何ですか? | ばねを最も愛する研究者を目指しています。 |
|---|---|
| 工学系への進学理由は? | 大好きなばねに関する知識を深めたかったからです。 |
| 大学を選ぶ決め手になったものは何ですか? | やりたい研究が出来ると思ったからです。 |
| 本音で言うと、文系タイプ?理系タイプ? | 人文も好きな理系です。 |
| 高校時代に理数系の科目は得意でしたか? | 特に数学は好きでした。 |
| 今一番興味があることは? | 以前から身の回りにあるものにどのようなばねがどう使われているか観察し、調べることです。 |
| お気に入りのグッズを見せてください♪ | 高校の時、インターンシップ先のばねの会社でばねをキーホルダーに加工して頂きました!通学用バックにつけています。 |
| 工学部に来て大変なことは? | 同じ微積や力学でも高校と大学では全く違う科目のようで、習得に苦労しています。 |
| 工学部に来てよかった事は? | 様々な科目が関連し合っていることを知って、もっと多くのことを学びたいと思った。授業がとても楽しいです。 |
| 掲載大学 学部 |
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| 私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |