2013年10月25日
私がこの学科を選んだきかっけは「化学系は化粧品会社への就職があるらしいよ!」という友達の一言でした。学科選択を迷っていた私は、大学と就職をうまくリンクさせきれていませんでしたが、「化粧品をつくること」に興味が湧いたことから、工学部の応用化学科に決めました。
入ってみると、化学といってもいろいろな分野があるということがわかります。「鉄とプラスチック」みたいに全く違う物でも化学がベース。人間もコンピューターも建物も、同じく化学から成り立つと思ったら、
面白いですよね!
私は学んでいくうちに、いろいろ興味が湧いてきて「生活に欠かせないモノづくりに携わりたい!」と思うようになり、就職はおむつや生理用品をつくる企業に内定を頂きました。
私の大学は工学部しかないので総合大学ほど広くなく、女子は全体の一割程度と割合的には少ないです。ですが私は過ごしにくいと思ったことはなく、むしろ先生方が気を配ってくれたり、設備や制度もきちんとあったりなど、良い環境だと思います。女子の少なさに不安な人もいるかもしれませんが、先輩方や他学科の女子との交流もあり、友達に困ることもありませんよ!
勉強は高校までとは全く違い、「なぜそうなるのか」という現象の原理を学びます。そしていよいよ4年からは研究室に配属され、それぞれ与えられたテーマに沿って学んできた知識をベースに研究していきます。私は今年から有機系の研究室で、発光ゲル化材の開発をしています。先輩や先生に知恵を借りたり、過去の研究からヒントを得たりしながらも、なかなか思うようにいかない研究は辛くもありますが、うまくいった時の喜びはとても大きく、これが化学の研究の醍醐味なんだろうなと感じます。
高校までは珍しく思えた「留学生」も大学にはたくさんいます。私は留学生との交流サークルに参加したのがきっかけで海外への興味が膨らみ、大学のプログラムを利用して1ヶ月のアメリカ語学留学を経験しました。貴重な体験、さまざまな国の友達、新しい価値観を得る事ができ、自分の世界が広がりました。大学にはこういうプログラムや学会で国外にいく機会がたくさんありますし、留学をサポートしてくれる制度もあります。ぜひチャンスを掴んで、自分の可能性を広げてください!
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