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情報理工学域では、高度コミュニケーション社会を支える総合科学としての「総合コミュニケーション科学」に関する科学技術の諸分野において、高度な専門能力を育み、幅広い深い教養を授ける教育を実践しています。あわせて主体性・国際性・倫理意識を育み、科学者・技術者として総合的実践力ある人材を育成することを教育方針としています。
この方針に基づき、1年次は理工学全般を幅広く学び、科学の研究・実験の基礎力を身につけるとともに、人間性の陶冶に資する共通科目に全学生が取り組みます。その後、1年後学期に3つの「類」のいずれかを選択。2年次後学期には専門性を追求する14のプログラムに分かれ、4年次に研究室に所属して卒業研究に挑みます。
基礎から専門へと段階的に積み上げられたカリキュラムはひとまず学域4年間で終了しますが、さらに高度な専門性の追求を求める学生に向け、大学院教育との一貫性も有しています。
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学部ホームページでは、掲載されている場合がございますので、ご確認ください。
「Ⅰ類(情報系)」では、情報に係る学問の基礎を広く学びます。情報を対象とする学問は多様であり、その領域は広範で、情報に係る分野全般に共通するコンピュータ、アルゴリズム、プログラムなどを学ぶとともに専門分野の基礎を身につけ、2年次後学期からは「メディア情報学」「経営・社会情報学」「情報数理工学」「コンピュータサイエンス」という教育プログラムのいずれかで、専門性を高めます。
「Ⅱ類(融合系)」では、例えば「医用工学」「ロボティクス」「電力スマートグリッド」等、異分野が融合した領域が目覚ましい発展を遂げる、科学技術の最先端を学びます。2年次以降、「セキュリティ情報学」「情報通信工学」「電子情報学」「計測・制御システム」「先端ロボティクス」という、5つの教育プログラムのいずれかで専門性を高めます。
「Ⅲ類(理工系)」で学ぶ領域に共通していることは、これまでにない新しい機能をもつ物質やデバイスの創造とそのメカニズムの起源を探求するとともに、人間と環境に調和するものづくりに貢献する学問分野であることです。理工学全般の基盤となる「機械システム」「電子工学」「物理工学」を土台にして、近年目覚ましく進歩している「光工学」「化学生命工学」も対象としています。
先端工学基礎課程(夜間主課程)は、昼間働きながら総合コミュニケーション科学に関わる先端分野を学びたいという社会人のための課程で、平日の夜間と土曜日に開講しますが、昼間にある授業の一部も履修することができます。
1・2学年次では、ものづくりマインドを育成しながら工学基礎を徹底して学びます。
3年次からは情報、メディア、通信、電子、機械、制御に関する専門科目を学びます。
産業界における技術的課題について、その内容を工学的に読み解いて解決手段を探し出すことができる基礎力とさまざまな分野への適応力を身につけます。