長崎大学工学部では、工学部に共通して必要な教養と基礎知識に加えて、6つの個々のコースに対応した専門知識を修得でき、さらに、工学技術者として要求される課題探求能力、コミュニケーション能力及び技術者倫理が身に付くように、教育プログラムが編成されています。また、工学部卒業生の活躍の場は国内に留まらず地球規模に拡大していますので、グローバルに活躍できる工学技術者・研究者へと成長できるように、6つのコースでそれぞれ特徴的な教育・研究プログラムが用意されています。
工学科1学科から成ります。工学科は、工学のどのような分野への要望にも応えられるように広い分野を統合した総合力のある学科です。工学科には、機械工学コース、電気電子工学コース、情報工学コース、構造工学コース、社会環境デザイン工学コース、化学・物質工学コースの6つのコースがあります。
工学部工学科では、工学部の理念「アジアの鼓動響く街長崎で、知と心と工学センスを育み、未来を拓く科学技術を創造することによって、社会の持続的発展に貢献する。」 に即して、工学技術者として要求される課題探求・解決能力、コミュニケーション能力及び技術者倫理を身に付けた人材を養成します。そのため、基本的な教養科目、工学の基盤となる工学基礎科目及び各工学分野の専門知識と応用力を醸成する専門科目から成る教育プログラムを提供します。また、4年間での確固たる学士力修得を基本としつつ、学士課程と大学院区分制博士前期課程を通じた一貫的な教育プログラムも用意しています。