日本の国民生活と社会経済を支えている国際海運を起点とし、理工学をベースに、船舶の安全な運航と効率的な物流の実現、船が走る海洋と地球環境の保全のための技術革新を目指して学際的な教育研究に取り組んでいる学部です。英語教育に力を入れており、国際性、人間性、専門性豊かな人材を育てます。キャンパスに港と船があり外航船の船長や機関長を目指すコースがあります。
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理学的観点を基盤として、海洋に係る国際的課題や海洋政策を理解するとともに、海洋の成り立ちや、海洋を含む地球システムの物質循環、海洋及び地球環境問題や自然災害、海洋探査技術や海底資源、海洋再生可能エネルギーの開発に関する専門知識を修得することで、持続可能な海洋との共生に資する基盤技術や応用科学及び技術の発展に貢献する能力を身に付ける。
工学的観点を基盤として、海洋に係る国際的課題や海洋政策を理解するとともに、船舶や海洋構造物、海底掘削技術など、将来の海洋技術開発に資するマリンエンジニアリングの専門知識を修得することで、海洋の有効活用を推進し、海洋の利用と開発に資する基盤技術や応用技術の創造と発展に貢献する能力を身につける。
経済学など社会科学的観点を基盤として、海事・海洋分野における科学技術を理解するとともに、様々なモノ(人、物資、金融など)の流れ、国際ルール、地政、経済、経営、政策、戦略など海洋社会に資する社会科学分野の専門知識を修得することで、人類と海・船の歴史を踏まえ、将来の海洋の平和利用に貢献し、政策立案や海の世界規範の確立に必要な能力を身につける。
商船学の観点から、船の運航技術と管理に留まらず、海洋政策科学分野の幅広い知識を学び、海技士(航海・機関)としての専門知識と技術を修得することで、海事・海洋社会に関する高い見識を備え、政策立案に寄与できる海のグローバルリーダー及び海のエキスパート(神大海技士)となる能力を身につける。