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生レポート!現役学生の声

 

自分で決める大学生活

 
2014年8月28日
新潟大学 工学部 建設学科・社会基盤コース
I.H.

自分で決める大学生活

私は建設学科・社会基盤コースに所属しています。

私たちの学科では1年生時は自由に選択できる教養科目が中心になります。2年生時からは建築・社会基盤の2コースに分かれて専門科目を学ぶことになります。社会基盤コースでは応用力学、水理学、地盤工学などを学びます。3年生時にはそれまでに学んだことを基礎として、実験や実習などのさらに発展した専門科目を学びます。4年生からは研究室に配属され、それぞれがテーマを決めて研究を行うことになり、研究を通してさらに専門的な学習を行うことになります。私は今コンクリートに関連した研究を行っています。

学年が進むにつれて「自分から調べ、考え、決める」という機会が増えます。特に専門科目を学習するようになってからは顕著です。3年生時には社会基盤プロジェクト・マネージメントという授業があり、この授業はグループごとに架空の橋梁設計を行い、橋の寸法、耐力計算、工期、建設費用などを決定し発表するというものです。当然初めてやることばかりなのでその過程でいくつも課題や意見の相違が生じました。それを解決するために参考資料を探したり、班員と話し合ったり、自分たちで考え動くことが必要になりました。自分たちで決めるということは難しく大変だという面もありますがとても楽しいことでした。こういった経験はこの先の研究や社会にでるにあたっても役に立つと思います。

多くの人は勉学以外にもサークルや部活などの様々な課外活動を楽しんでいます。実際に大学生活を送ってみると高校生の時に自分が思っていた以上に自由に使える時間が多くできることも多様です。大学生活ではいろいろな選択肢がある分、何をやるのか自分で決める機会も多く、「能動的に考え、決める」ことが大切になってくると思います。ただ先ほども述べたように自分で決められることが多いというのは非常に楽しいことだと思います。

※このページに含まれる情報は、掲載時点のものになります。

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