私は令和4年3月に宮崎大学を卒業後、現在の職場で鉄道建設の発注者として働いています。令和8年7月現在は、北海道新幹線の延伸工事に携わっており、現地にて受注者が建てた土木構造物の品質・出来形確認、安全管理を目的とした現地巡回、工事費の積算等に従事しています。
私は幼いころから鉄道が好きで、鉄道関係の仕事を志していました。進路選択の場面では鉄道と密接に関係している土木系学科がある大学を選び、なおかつ地元である宮崎大学を選択しました。
4年間の大学生活は非常に充実したものでした。特に3年次と4年次の頃が印象深いです。
3年次はコロナウイルスの世界的流行に伴い、講義もオンラインが中心となりました。先生方や同級生と対面で会う機会が劇的に減り、さみしい思いや勉強に苦慮する場面も多々ありました。ただ、当時の先生方はWeb講義などを活用して、厳しい制約の中でも私たち学生を理解させようと奔走されていました。また、同級生とはSNSや通話等を通して教えあいながら勉強を進めていました。おかげで一番講義数が多く、かつコロナ禍でアブノーマルな3年次でしたが、単位を落とすことなく無事に4年次へ進級できました。
4年次は第1希望の研究室へ配属され、鋼橋の防食方法の一つである塗装について、1年間卒業研究に没頭しました。卒業研究を通して文章作成能力や発表力が鍛えられ、この経験が今の仕事にも生かされていると感じます。また、この頃は指導教員からの勧めもあり、様々な貴重な経験をさせていただき、4年間の学生生活の中で一番色濃い時期でした。具体的には、TA(担当教員の講義のお手伝い)やKABSE(九州橋梁・構造工学研究会)の学生委員、土木学会西部支部での発表などです。さらに、就職活動の際はエントリーシートの添削や面接の練習など、親身に対応くださりました。まだコロナ禍の影響が残る中での就職活動でしたが、おかげさまで今の鉄道関係の仕事につけたと思います。
私のように割と早い段階で進路選択できた人もいれば、大いに悩んでいる人もいるかと思います。ぜひ他人の言いなりではなく、自分で腹を据えて決めて欲しいです。その中でものづくりや化学などに携わりたいのであれば、ぜひ工学部への進学を強くお勧めします。充実した学生生活、そして皆様の進路実現を応援してくれる環境が待っています!
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