技術者・研究者を目指す皆さんへ |
私は、現在、自動車会社で海外認証、つまり車両を各国で販売するために必要な認可取得のための試験や届出活動、各国の技術法規とその将来動向を開発に展開していく仕事に携わっています。車両全般の技術知識はもちろんのこと、海外の各国政府と交渉するための英語力も求められる仕事です。確実性が求められる厳しい職種ではありますが、海外の技術者と接する機会も多く、国際的視野も広げることのできる、やりがいのある仕事だと感じています。
私は中学卒業後、高等専門学校の電子機械工学科へ進学しました。そこでは基礎的な電子・機械学の専門的知識と、即実践力となるための研究力を備えた技術者となるための技術力を身につける事ができましたが、将来的にグローバルなエンジニアとして活躍していくため、より高度な専門知識と海外での活動の場を求めて、香川大学工学部に進学しました。その中でも、すべての工学技術の基礎であり、また複合化が進む工学分野において、広い視野を持って活動することができると思い材料創造工学科を専攻しました。
大学生活で、機械、化学、物理、環境材料学、光・電子材料学など多岐に学べたことが、就職の選択肢を広げ、また大学時代に与えて頂いた海外インターンシップや大学間交流などのさまざまな経験が、国際化が進む企業活動に対応していくため、大きく役立っていると確信しています。
車だけでなくさまざまな製品が技術の集合体でできている今日、工学部で学ぶことのできる幅広い技術知識はこれからエンジニアを目指す方々にとって、大いに役立つものと思います。目標を持ち、有意義な大学生活を過ごして欲しいと思います。
掲載大学 学部 |
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |