モノづくりを通して感じること |
「みなさんは夢を持っていますか?」「楽しいと思える”コト”や”モノ”ってありますか?」
私は、現在化学メーカーで研究職をしており、新規材料の開発業務を担当しております。その研究開発の中で重要であると考えられることは、「夢(こうしたい、こうなったらいいな)」や「楽しみ」をしっかりと持つことです。
例えば、部活動などのスポーツで「全国大会に出場したい!」や「勝ち負けもあるけど、やっていて楽しい」ということがあると上達するのも早く、達成できたときの喜びは何事にも変えられないものです。これと同じように、「将来はこういう”モノ”が世の中にあったらなぁ」、「こういう”モノ”があったら楽しい」や「世の中に開発した”モノ”が認められると嬉しい」があるからこそ、研究開発し、量産して世の中に送り出していく意義があり、自分の原動力となるのではないかと思います。
また、入社して一番役に立ったと思うことは、大学時代にほかの学部や学科の友人と研究の話や勉強をしていたことです。会社にはいろいろな分野出身の方がいます。仕事をするうえでは、いろいろなバックグラウンドを持った方と協力しなければ形あるモノづくりにはなりません。そういったときに、「昔友人がこういうこと言っていたな」と思うところがあると、会話に入っていきやすくなり、様々な情報や知識が得られるようになります。工学部は広い学問体系ですが、基礎的な学問(数学、化学、物理など)が共通でありそれらを履修できるところが多いため、お互いに研究などの話がしやすく、自分の視野を広めることができるのではないかと思います。私の場合、化学工学を専攻したことが、よりプラスになっているようにも思います。いろいろな方とコミュニケーションがとれ、自分のためにもなるともっと楽しい。モノづくりは、たくさんの人たちによって成されていることなんだなと実感しています。
是非とも、皆さんの未来に対する夢や希望を実現できる工学部に入学し、みんなの力で未来を「モノづくり」してみませんか?
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |