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授業紹介

宇都宮大学工学部における初年次創造性実践教育

 宇都宮大学工学部では、専門教育への興味、理解を深めるために初期導入教育の段階から、より実践的な課題への取り組みを行い、工学に対する動機付けをねらいとした授業科目「創成工学実践Ⅰ」を必修授業として開講している。近年の技術革新は、広範な分野の多くの科学的・技術的知見・要素技術を融合することにあり、専門知識だけではなく、異分野のメンバーと連携してグループ形式で活動することも必要であると考え、学科横断のメンバーで構成されているグループで課題解決活動を行っている。受講生は事前に複数の実施希望テーマを選択し、希望するテーマに配属される。配属後は与えられた実践テーマに対してグループでコミュニケーションを取りながら、問題発見、計画、実行、評価、および改善という課題解決に取り組み、最後に発表を行なう。本授業では、教員、およびTAは、学生の自主的な活動を最大限に尊重し、必要最低限の説明、もしくはアドバイスをするのみで、できる限り干渉しない、つまり必要以上に口や手を挟まないことを基本的な方針とし、ものづくり体験学習を通じて、学生の「自主性」、「創造性」、「独創性」を育み、さらに、グループ活動を通じて「コミュニケーション能力」、また成果発表を通じて「プレゼンテーション能力」の各能力を育成することを目指している。

 本授業の実施に関わる全般的な事項(テーマ内容の決定および改善、成績評価、教育効果の調査など)については、工学部附属ものづくり創成工学センターの専任教員および工学部から選出された教員で組織される創成科目専門委員会で検討している。

 学生からの授業方式および教員に対する授業評価は「良い」と評価している学生の割合は61%、中間的な評価は28%であり初期導入教育の必修科目としてはその役割は十分に果たしていると考えれられる。今後も受講生のモチベーション向上に向けた取り組みを、教職員一体となって議論し多方面から絶えず展開していく必要があると考えている。

宇都宮大学 工学部
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