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授業紹介

課題探求思考を育む「課題探究ゼミナールA」

 金沢大学理工学域物質化学類応用化学コアプログラムは、「化学のちから」で人々の暮らしや自然環境を豊かにすることを目指し、化学の基本原理の探求と応用技術の創造に挑戦するプログラムです。

本稿で紹介する講義「課題探究ゼミナールA」は、2年生の第3、4クォーターに実施する科目です。身の回りに存在する化学に関する疑問について、学生が自主的に研究課題を設定し、能動的に取り組み、得られた成果を発表することを通じて、実社会に存在する化学の問題点を発見・解決しながら、チームで取り組む協調性や指導力を養い、また、効果的なプレゼンテーションの技法を学ぶアクティブラーニング科目の一環です。主な調査内容は毎年変わりますが、2〜3名程度のグループに分かれ、各担当教員の指導の下、専門的に研究課題に取り組みます。具体的な調査内容として、これまでに下記のような題材があります。

・フッ素系材料:フライパンのコーティング剤として広く利用されるフッ素系材料の普及の背景や、人体への有害性について、最新の研究を調査しました。

・一酸化炭素の効用:人体への影響だけではなく、メタノール生成や二酸化炭素からの合成に関する調査を行いました。

・ミクロな保湿の化学:化粧水に含まれる保湿剤の構造、経皮吸収と分子サイズの関係について調査し、その分子デザインに関する研究を行いました。

 さらに、二日酔いに関する化学や、コーヒーを美味しく飲むための化学など、指導教員も驚くような最新研究を引用しながら調査・発表しています。最終発表では、専門的な質疑応答にも充分回答できるほど成長をみせる人気の高い講義となっています。

金沢大学 理工学域
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