たまねぎの外皮には、黄色から茶色に見える天然色素が含まれています。この実験では、捨ててしまいがちな皮から色素を取り出し、木綿ガーゼをしぼり染めします。
たまねぎ外皮、木綿ガーゼ、豆乳、重曹、焼きミョウバン、輪ゴム、深さのある容器、たまねぎの皮を入れるネット、割り箸・トングなど。
染液、重曹水、ミョウバン水溶液は飲まないでください。70~80℃程度のお湯を使うため、やけどに注意してください。小さい子どもが行う場合や、お湯の扱いに不安がある場合は、大人と一緒に作業しましょう。染液で服や机に色がつくことがあるため、新聞紙などを敷き、手袋を使うと安心です。豆乳にアレルギーがある場合は注意してください。
木綿はセルロースという高分子でできています。豆乳に含まれるタンパク質を布の表面に付着させると、たまねぎ色素が残りやすくなります。ミョウバンは、天然色素で布を染めるときに使われる媒染剤の一つで、ミョウバンに含まれるアルミニウムイオンは、発色や色落ちのしにくさに関わります。輪ゴムで布を強くしばると、その部分には染液が入りにくくなるため、白い模様ができます。このように、布の一部をしばって模様を作る染め方を「しぼり染め」といいます。
「豆乳処理の有無」と「ミョウバン処理の有無」を変えた4つの条件で染め比べました。その結果、豆乳処理の有無で色の濃さが大きく変わり、ミョウバン処理の有無でも色合いに違いが見られました。同じたまねぎ染液を使っても、布に行う処理を変えると染まり方が変わることが分かります。
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