片栗粉を熱湯で溶いてゼリー状にしたもの、でんぷん糊に市販胃腸薬を加えて混ぜ、デンプンが分解される様子を観察するよ。
この題材は、福島大学・共生システム理工学類が設立された平成16年から毎年開催する「サイエンス屋台村」で毎年人気のあるもの実験です。
プラカップに片栗粉を大さじ2杯程度入れます。
熱湯を50cc位注いだら、割り箸で混ぜます。ワラビ餅(固いゼリー状)のようになります。多少片栗粉のダマができても大丈夫です。熱湯は様子を見て加減してください。餅のようならず、片栗粉がさらさらで混ざった状態になったら、熱湯の温度が低いので新たに作り直してください。
餅状になったら、市販胃腸薬を半量以上入れて、また割り箸で混ぜます。
するとどうでしょう。1分もかからずお餅が水になっちゃいます。ハイ!酵素パワ〜です!
※片栗粉に熱湯より、少し低い温度のお湯を片栗粉の半量くらい入れてしばらく待つとどうなるかな?柔らかめのワラビ餅のようなものができるはずだよ。
胃腸薬の量やメーカー違い、いろんな食品(生)、雑草など、デンプン分解酵素が入っていそうな素材を探して実験してみよう。
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