ペットボトルと小さなガラス玉を使って単眼式の顕微鏡を作ってみましょう。レーヴェンフックという科学者はこの単眼式の顕微鏡をガラス細工で自作し、様々なものを観察して、数多くの発見を残したとされています。これと同じ原理の顕微鏡を作って、身近な植物を観察してみませんか?
キャップに穴を空けよう
千枚通しや押しピンを使って、キャップの内側からキャップのまん中に直径2mmくらいの穴をあける。
接眼レンズを作ろう
ピンセットでガラスビーズを取り、穴にキャップの内側からガラスビーズを入れる。ガラスビーズが少し出ているくらいまで押し込む。
ペットボトルを適当な大きさにカットしよう
ペットボトル用のハサミ(リサイクルカッター)でペットボトルを適当な大きさに切る。
プレパラートを作ろう
ペットボトルの平らな部分を15mm×15mm程度の大きさに切り抜く。角を切り落として、ペットボトルの口の大きさにあうようにする。これをプレパラートとして使う。
観察するサンプルを作ろう
オオカナダモの葉をピンセットで1枚取り、プレパラートの山側にサンプルをのせ、上から図のようにセロハンテープでしわにならないように貼りつける。
観察してみよう
セロハンテープにはったプレパラートをペットボトルの口につける。蛍光灯などのあかりの方向にペットボトル顕微鏡を向けて、キャップのネジをゆっくりしめていく。ピントがあいはじめ、気孔や細胞がみえてきたら成功。
~びっくりドキドキ工学の世界・おもしろワクワク科学の世界~のブースにて紹介
http://www.mirai-kougaku.jp/event/pages/160815_03.php「ペットボトルで顕微鏡を作ろう!」
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