スペースシャトルはアメリカの米国航空宇宙局(NASA)が有人飛行のために使用している宇宙船です。普通のロケットは一度使ったらおしまいの使い捨て型ですが、シャトルはオービタと呼ばれる人や荷物が載っている飛行機のような部分が地球に帰ってきて、また、再び使うことのできる再使用型の宇宙船です。軌道上までは25トンの荷物を運ぶことができます。1981年に初飛行して以来、130回以上飛行していますが、2011年にその活動を終了する予定です。
宇宙ステーションは、地球の軌道上などの宇宙空間で、人間が生活できるように設計されている人工天体のことです。地球や宇宙の観測、宇宙環境を利用したさまざまな研究や実験を行っています。代表的なものとしては国際宇宙ステーションが有名ですね。高度約350kmの地球周回軌道を飛行しています。1998年に建設が開始され2010年に完成予定です。日本もこの計画に参加していて2009年に日本実験棟「きぼう」の取り付けを完成させました。
私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |