高校生のための化学講座-身の回りの化学- |
開催日 :平成24年8月4日(土) 12時45分~15時30分
参加費 :無料
申込期限:8月1日(水)(但し、当日参加も可)
対象 :高校生(引率の先生、付添者の参加も可能)
場所 :信州大学繊維学部(〒386-8567長野県上田市常田3-15-1)
総合研究棟7階ミーティングルーム1
主催 :日本化学会東海支部
共催 :信州大学繊維学部
「高校生のための化学講座」(日本化学会東海支部主催)を平成24年8月4日(土)、繊維学部にて開催致します。
講演内容 | |
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12:45-13:35 | ●講演1「自然の中の毒と薬」 信州大学 繊維学部 化学・材料系 応用化学課程 准教授 西井良典 (博士(理学)) [講演内容] 自然界に存在する天然有機物質の中で、モルヒネ、コデイン、キノコの毒、フグ毒、脳内分泌物質、ホルモン、フェロモンなど毒や薬になるものを取り上げ、分子の構造と特徴を解説します。その上で、これらが生体に劇的な変化を起こす物質(生理活性物質)であること、また、毒の研究は薬の研究に直結していることを説明します。 |
13:35-14:25 | ●講演2 「化学が拓く材料の開発」 信州大学 繊維学部 化学・材料系 材料化学工学課程 教授 村上 泰 (工学博士) [講演内容] 紫外線を吸収して肌を守る材料、太陽光を熱として吸収する材料など、身近な材料を取り上げ、どのような特徴の材料をデザインするか、どのような化学の技を使うか、どのように簡単につくるか、どのような状態で使うのがよいかなどを考える開発過程の楽しさについて、お話しします。 |
14:25-14:40 | ●休憩 |
14:40-15:30 | ●講演3 「医療と化学の接点」 信州大学 繊維学部 化学・材料系 機能高分子学課程 教授 阿部康次 (工学博士) [講演内容] 生体の複雑で巧緻な機能も、基本的には化学反応の法則に従います。従って、人工臓器を含む未来型医療も化学的な観点から眺めると、新たな面白さを見出すことが出来ます。生体と材料の相互作用、医療に用いられる材料などを概説します。 |
掲載大学 学部 |
信州大学 繊維学部 |
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私たちが考える未来/地球を救う科学技術の定義 | 現在、環境問題や枯渇資源問題など、さまざまな問題に直面しています。 これまでもわたしたちの生活を身近に支えてきた”工学” が、これから直面する問題を解決するために重要な役割を担っていると考えます。 |