私は島根大学大学院で、建築計画を学んでいます。特に高齢者福祉や空き家活用に興味があり、現在は「民家活用による住宅型有料老人ホームの使われ方に関する研究」というテーマで研究を行っています。研究の流れとして、中四国・近畿地方の住宅型有料老人ホームの開設年や面積等の全体像を把握した後、施設への現地調査に出向き、より空間面や運営面の詳細を明らかにしていきたいと考えています(写真1枚目、対象施設の平面分析図)。
建築計画という分野は、研究に必要な器具や設備などはありません。その代わりに、暮らしに密接に関わるため街を歩く際は住宅を観察してみたり、人々の行動を観察したり、家の中でも動線や家具の配置をチェックしたりと日常での発見が研究のアイデアにつながるので非常に面白いです。
私の所属している研究室は週に1回ゼミがあり、そこで研究の進捗確認や論文の指導などが行われます。それ以外の日は基本的に自分で研究を進めています。私は出来るだけ生活リズムを崩さないように心がけています。朝は7時ごろに起床、その後、ゼミorアルバイト、アルバイトのない日は自宅や研究室、図書館で研究(PCで図表作りや論文執筆)、夕方ごろに帰宅し夕飯、入浴をし、自由時間を過ごした後、1~2時間程度再び研究に取り組み、24時までには就寝するという流れです。とはいえ研究のアイデアが浮かばなかったりする際は、頻繁に外に出て川沿いを散歩しています。そうすることで、リラックスできるとともに頭の中も整理出来ます。
大学院生は研究がメインで思うように進まないときもありますが、発表会で自分の研究が評価してもらえたり(写真2枚目、日本建築学会中国支部研究発表会・若手優秀発表賞の受賞)、論文が認められたりしたときは大きな達成感があるので、研究に興味がある人はぜひその体験を味わってもらいたいと思います。
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